長年の脂漏性皮膚炎とステロイド軟膏の継続的使用
person70代以上/男性 -
78歳、男性。15年位前、股の両側と耳介周辺の皮膚が裂け滲出液で濡れる疾患があり、皮膚科クリニックで脂漏性皮膚炎と診断されました。当初はリドカイン軟膏を処方され、塗布することで改善していましたが、しばらく時間を置くと再発しリドカインで治療するということを繰り返していました。しかし、4−5年もすると皮膚が白く薄くなってきて、皮膚の裂傷が短期に出現するようになり、出血しやすくなりました。そこで大学病院に移りステロイドを使わずに保湿剤とガーゼだけによる治療を2年くらい続け、皮膚はある程度回復しました。しかし7−8年前から再発し耳介では耳鳴りがするようになり、自宅近くの皮膚科を受診、エンペシドクリームとテラコートリル軟膏の重ね塗りを3年ほど続けましたが、なかなか完全に良くなるというところまでは行かず、アンティベートクリームとオイラックスクリームの混合を使い、寛解したら保湿クリームとベビーパウダーに変える方法を3年続けました。良くなったり悪くなったりを繰り返すので、1ヶ月前にまた別院にかかりました。そこでは股にはリドカインVGを、耳介にはロコイド軟膏を厚塗りで炎症がなくなるまで1日2回塗るように指導されています。幸い皮膚の裂傷はきれいになりましたが、ステロイドを厚塗りで使い続けることで皮膚が薄く白くなっていってしまうのではないかと心配です。現在の医師は「とにかくステロイド軟膏で炎症を抑え込むことが優先されます。ステロイド軟膏を薄く塗り直ったらすぐにやめるというのはかつての考えで、ティッシュペーパーが張り付く程度の量を塗ってください」というのですが、このまま治療を続けていっていいものでしょうか、あるいは違う方法がありますでしょうか?
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