腹膜偽粘液腫の再手術(温熱化学療法)について

person50代/女性 -

知人女性(50歳)についての質問です。令和4年10月に腹部膨満、食欲不振から近医の総合病院で腹膜偽粘液腫の診断を受け、紹介を受ける形で専門病院を受診、同年12月に手術(減量手術、温熱化学療法)の処置を受けました。
術後の結果は、low-gradeで原発巣の虫垂及び転移した卵巣、予防的に胆嚢など他の臓器を完全切除できました。PCIスコアは23でした。
その後、半年ごとの経過観察を行ってきましたが、令和5年8月に、術前値435から術後6.5まで減っていた腫瘍マーカーCEAが13になり、令和5年11月に51まで上昇しました。
その後、令和7年2月まで50前後で約1年3か月の間、高止まりで推移しています。なお、CA125、CA19-9は基準値ないで変動ありません。服薬は、胃腸関係の漢方、下痢止めのみです。CEAの値から、TS1を勧められましたが、副作用などから見送っています。
今回、腹部に粘液が見られ微増しているとのことから再手術を勧められていますが、令和7年1月の腹部造影CT、胃カメラ、大腸カメラでは異常なし、腫瘍は見られないとのこと、また自覚症状もなく元気なことから高浸襲を伴う再手術を迷っています。そこで質問です。
◯腫瘍がなくても、粘液が増えるものでしょうか。CEA値は、粘液もしくは見えない腫瘍に起因するものでしょうか。
◯手術を回避し、経過観察で(できれば長期的に)対応することは可能でしょうか。
◯再手術は、温熱化学療法だけでよいとのことでした。一回目の手術に比べると切除もなく、入院期間、身体的負担は軽減されるものでしょうか。
◯手術を受けることのメリットは大きいでしょうか。逆にQOLの低下につながらないでしょうか。一回目の術後、お腹を壊しやすくなったそうです。
以上になります。どちらにせよメリット、デメリットが予測され、悩んでおられます。希少な症状ということですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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