BBB破綻による血液成分の沈着の有害性
person30代/男性 -
脳神経内科の病態で入院中に敗血症のショック症状に陥った30歳男性です。
ショック後のMRIにて脳の白質に大量の微小出血の跡が出現しました(T2* のみで、FLAIRでは信号なし)。
新型コロナをきっかけに知られるようになった「Critical Illness–Associated Cerebral Microbleeds」や「アミロイトアンギオパチー」などと同じく、器質的な出血ではなく、BBBが破綻したことによる血液成分、特に鉄分の沈着だろうと言われています。
一般に脳出血が有害な理由は、出血による物理的な圧力で細胞を病変させる事と理解しているのですが、出血を伴わずに脳に血液成分が沈着した場合、何かしらの有害性はあるのでしょうか?
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