パルスフィールドアブレーションにおける腎障害
person50代/男性 -
心房細動があり来月カテーテルアブレーションを受ける事になりましたが、主治医が当院では最新のパルスフィールドアブレーションを2ヶ月前から導入しているのでまだ心房細動になったばかりのあなたにはそれが適応されるのでおそらくパルスフィールドアブレーションで行うと説明がありました。そこでどんなものかと調べてみたら気になる文章がありました。自分は腎臓癌により右腎臓を全摘出し今はクレアチニン2.2のeGFR28の腎臓病です。
「パルスフィールドアブレーションならではの合併症として溶血(赤血球などが壊れ、貧血や腎機能障害を引き起こす)や冠攣縮性狭心症があります。上記の論文に冠攣縮性狭心症0.14%、透析を要する急性腎機能障害0.03%で起こった報告されております。溶血に関しては、Hb(ヘモグロビン)2以上低下する貧血の進行(パルスフィールドアブレーション18.6% vs 高周波アブレーション4.6%)、および急性腎機能障害(パルスフィールドアブレーション3.2% vs 高周波アブレーション0%)が高周波アブレーションに比べパルスフィールドアブレーションで多かったとする報告もあります。通電回数が多くなると溶血がおこりやすいといわれており、通電回数が多くなりそうな左心房拡大を認める方、貧血の方、腎機能が低下している方に関しては注意が必要です。
私の場合は通常のレーザーで焼くアブレーションか冷凍のアブレーションの方が合っているように思うのですが、どうでしょうか?もちろんレーザーや冷凍のアブレーションは心臓付近の臓器にも熱や冷凍の影響がありそれはそれでデメリットがある説明は聞いていますが、私の場合は腎臓病なので、どちらの術式の方が合ってるでしょうか?
また腎臓に影響があるなら主治医にパルスフィールドアブレーションを避けてもらう事は可能でしょうか?
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