異形腺細胞(AGC)に対する円錐切除手術について

person40代/女性 -

現在、40代後半になる女性です。(今後、出産予定はありません。)
昨年の10月中旬頃から12月中旬頃までの2ケ月間、不正出血か月経かは不明ですが、量が少ない出血が続きました。
年齢的には更年期の時期でもあり、状況がよく分からず過ごしておりましたが、不安もあり、婦人科に受診をしました。
下記がその後の検査の時系列となります。

1、子宮頸部の細胞診検査(12月末)
結果:ベセスダ AGC
n/c比高く、クロマチン増量、核形不整を示す、腺由来と思われる異型細胞を認めます。内膜由来の可能性も否定できません。

2、子宮内膜の病理組織検査(1月中旬)
所見:内膜腺・頚管腺粘膜のフラグメントが採取されています。内膜腺は所々で化生性変化を伴いますが、基本的には増殖期相当の所見です。腺間質比は1以下です。間質細胞は比較的疎で、一部で出血も見られます。異型内膜増殖症や類内膜癌など腫瘍性を疑う所見は標本上ありません。

3、子宮頸部の病理組織検査(1月末)
所見:子宮頸部生検材料 検体は5°6°12°から採取された小片各1個。組織学的に何れも扁平上皮と円柱上皮に異型は乏しい。間質に軽度のリンパ球湿潤を認める。悪性所見は認められません。

4、子宮頸部の細胞診検査(2月中旬)
結果:ベセスダ NILM
軽度の炎症性変化が認められます。今回の標本上に明らかな異型細胞はみられません。

5、骨盤部MRI(2月中旬)
所見:子宮頸部に複数ののう胞性病変を認めます。ナボットのう胞や頚管性のう胞などが鑑別となります。ただし、一部は小のう胞の集簇様にも見られLEGHも鑑別となります。
子宮体部右側筋層内に約3.1センチ大の筋腫が疑われます。
子宮内腔に病的な肥厚は指摘できません。
右付属器がやや目立ちますが、機能性卵胞の範疇です。
卵胞に明らかな異常を認めません。
骨盤リンパ節腫大や腹水貯溜を認めません。

当初1の子宮頸部の細胞診検査でAGCが出たということで、その後4回の検査を行いましたが、結果的にはその後の検査ではAGCが出ることはありませんでした。

そのため、扁平上皮癌か腺癌かを白黒つけるために、主治医から当初は子宮鏡下生検組織検査の話しを受けましたが、その後の検診の後で、円錐切除手術で頸部を約2.5センチ切った上で確定検査しようと言われました。

ここからが皆様にご相談ですが、
検査の経緯や円錐切除手術に至る過程で、どうしてここまでの大事の手術まで必要になってしまったのかという想いが、手術の日が迫る中、判然とせずご相談いたしました。本当にここまでの手術が必要なのかも含め、アドバイスをいただけたらと思っております。
私見ですが、扁平上皮癌を円錐切除手術で確定、腺癌を同じ手術のタイミングで内視鏡で確認検査するということも考えられるのでしょうか。

宜しくお願い致します。

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