認知症と妄想性障害の区分けはどのようにするのですか。幻聴が激しいのですが。
person70代以上/女性 -
76歳の妻についての質問です。
先日、孫が可愛くて可愛くて仕方ない妻のことでご相談しました。
東京に住んでいる2人の孫娘が他県の自宅の近くにいるという妄想を抱き、朝、新幹線を使って東京まで行きます。今の時代、いじめもあるし事件もある。だから自分が見守ってやらなければ、という心境のようです。
先日、精神科医に相談しました。被害妄想(物盗られなど多義にわたる)の経歴を詳しく話しました。医師は「妄想性障害、または認知症」との判断を示されました。
実は妻の場合、幻聴が激しいことを説明し、「幻聴が強いので、妄想性障害ではないのではないでしょうか」と私は話しました。
医師は、「幻聴と言っても、本当に耳で聞こえることと、音楽のように頭の中で聞こえた気がする場合がある」というようなことをおっしゃいました。
妻の場合、「悪口を言われている」ような幻聴はありません。幻聴と会話をしている様子もありません。
日常的に、私が今、こう言った(突拍子のないこと)とか、スーパーに行ったら客が「そのレジは大丈夫」(つまりレジによっては金額をごまかされるとの意識)と言った、と言う。日常茶飯事に幻聴があります。
医師がおっしゃる「耳から聞こえる幻聴」と「音楽のように頭の中で聞こえる幻聴」と区別することは可能ですか。
幻聴を、このように二つに分けることは医学界の常識ですか。
よろしくお願いいたします。
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