生体肝移植後の胆管の経過について

person30代/男性 -

30代の息子のご相談です。
〇2月末に大学病院で「生体肝移植」を受けました。病名は肝硬変で、チャイルドピューBで受けました。肝臓は、兄から右葉(全体の60%)を提供されました。 術後1ヶ月は順調と言われてきましたが、4月以降、「胆管」の不調が続いています。
〇胆管には術後2本のドレーンが入りましたが、4月中旬から胆汁の排出が減ってきました。ALTが180以上となりました。
1、4月中旬に「CTガイド下腫瘍穿刺」を受けました。漏れがありそうだという見立てでした。施術は、背中から管が入る形となりました。そこから胆汁は排出されています。うまく出ていると言われましたが、量はわかりません。
2、同日、「肝生検」を受けました。「拒絶反応は少ない」「肝臓は大きくなってきている」と言われました。
3、4月末に「ERCP」を行い、続いて「経鼻ドレナージ」を行いました。
4、一度目の経鼻ドレナージで、十分な胆汁排出がないということで、5月初め、二度目の「ERCP」を受けました。
質問1)担当医師は、「胆汁が漏れ出ている」「原因はよく分からないが、おそらく吻合部(2穴)からだと思う」と言われます。肝移植後の「胆汁漏れ」は、「あって当然」というほど高い頻度ではなさそうですが、ある程度はしかたのないことでしょうか?
質問2)現在、最初のドレーン2本はクラップされました。胆汁が出ているのは、背中の1本、鼻の2本です。全体の排出量はわかりません。最初のドレーンは8月に抜管するといわれてきましたが、今の段階でクラップすることは処置として合っているでしょうか(抜管は予定通り8月とのことです)?
質問3)この半月、苦しい施術が続いています。幸い、発熱・だるさなどは無いとのことですが、胆管の状態としては、今後どのような見通しが立てられそうでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師