上腕骨近位端骨折後の肩関節拘縮について
person50代/女性 -
外傷に続発した肩関節拘縮について教えて下さい。
(1)肩関節拘縮について調べると、外傷のエピソードがない通常の五十肩に関する情報ばかりです。
先ず一般論として、両者で病態や治療等に違いがあれば教えて下さい。
五十肩の経過について、炎症拘縮回復の段階に分けて説明されてますが、一気に拘縮に来た印象で、自分の現状や今後をどう理解したら良いのか困惑してます。
(2)私は下記のように、2月5日に右上腕骨近位端骨折をして、保存での治療となり、3週間後からリハをしていますが、現在もほとんど腕が上がりません。痛みも夜間時だけでなく、安静時もあり、痛くて一日じっとしている日もあります。
担当医からは肩関節の肥厚による凍結肩として、鏡視下授動術の話も出ています。担当PTさんも、リハでは無理かもみたいなことを言っています。
a この状況で、先生方は患者さんに何を勧められますか?(どう説明されますか?)
b 手術をするならその時期は早いほうが良いのでしょうか?
どの位リハを続けるべきなのか、手術するならその時期についてはどうお考えになられますか?また、手術の前に試しておくべきことは何でしょうか?
c 手術した時の予後の見通しはどうですか?手術後の目標可動域は、どこに設定していけばよいでしょうか?
d 下記のように肩関節に結構炎症があるように感じてます。素朴な疑問として、このような時に、手術という侵襲を加えて大丈夫なのでしょうか?
利き手であり、食事着替えを始めとした日常生活すらままならないし、色んな役を受けていて夏頃からは徐々に復帰できると思っていて、今後を考えると、リスクを負ってでも回復の可能性を求める必要があるのではと考え始めている反面、どうしたものか(どう受け止めるべきか)というのが正直な気持ちです。
(※)骨折の状況について
2月5日 凍結した雪道で滑って転倒。肩しか打ってません。
近所の開業医を受診し、骨折と診断され、2月7日大きな病院を受診。
骨折部位は、外科頸。完全に折れておらず、裂けた幅は3ミリほどで、後屈してます。比較的大きな骨片が外科頸を越えて大結節の下部にありました。
これ以上ズレなければ手術は不要とのことで、一週間の経過観察の後、リハの病院(今通っている所)へ転院となりました。固定は、三角巾とバストバンド。
リハは、3週間後から始まり、固定が取れるまでは週4回、その後は週2回。
7週間後にバストバンド、8週間後に三角巾が取れました。骨折部は、受傷時のまま固まりました。
凍結肩の状態との診断は、4月14日。エコーで関節包が肥厚していると。
可動域は、屈曲自動40(他動90)、伸展30、外転自動30(他動80-90)、外旋自動0(他動10)で、リハ開始時とほぼ変化がないです。(PTさんがして外旋が開き始めたのは今週です。)
ステロイドの注射は行っています。
PTさんによると、肩甲骨周りは動くようになり、後は肩関節だけと。
私の感覚ですが、一番はじめに習った振り子運動でも、痛くてではなく、コツンという感じで動きがとまるという感じが、当初からありました。
また、家でリハしていてやりにくかったのは、している最中は痛くないのですが、終わってしばらくしてから痛みが出て、その痛みでしばらく動きも悪くなってと、炎症が起き、動きが悪くなってを繰り返していた感じです。病院でのリハの後でも、次の日(時には二三日)までかなりの痛みが出たりしてます。
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