肺腺癌でアレセンサ内服中、脳転移は定位放射線治療後。今後の治療法の選択について
person50代/女性 -
今後治療を選択する上での情報やアドバイス等があれば教えて下さい。
【経過】
●2011年肺腺癌、右中葉切除、stage:1B
→2年間UFT内服
●2020年VATS生検、胸膜播種、ALK陽性
→11月〜アレセンサ内服
●脳転移あり、定位放射線治療
2021/10/25-29 左側頭葉1ヶ所
2022/8/22-26 左前頭葉1ヶ所+頭頂葉2ヶ所
2023/10/10-16 右側頭葉1ヶ所+左後頭葉1ヶ所
2024/4 右側頭葉放射線脳壊死・脳浮腫疑い
→デカドロン2mg内服開始
2024/7糖尿病→内服開始
脳浮腫縮小、デカドロン減量し、8月デカドロン内服中止
2024/10/28-11-1 右頭頂葉1ヶ所
12月右側頭葉病変脳浮腫・左後頭葉病変増大
デカドロン2mg内服再開→現在は1mg内服中
●頭MRIは2ヶ月毎でフォロー
3/10
右側頭葉病変やや増大(3cm未満)、左後頭葉病変やや増大(12mm)
5/12
上記2病変ともやや増大、その他の脳内結節はほぼ変化なし〜僅かに増大、大脳半球や小脳半球の脳溝の造影効果が複数ヶ所認められ髄膜播種が疑われる
●胸部CT・腫瘍マーカーは約3ヶ月毎でフォローしているが、変化なし
●PET CTは1-2年毎でフォローしているが、頭以外に集積なし
【症状】全くなし(普通に日常生活・仕事している)
【脳外科からの説明】
・脳溝の造影効果は血管の可能性あり、経過観察
・2病変の手術は可能、症状がないので経過観察可
・2病変は今の病院では2回目の定位放射線治療は不可
サイバーナイフやガンマナイフが出来るかは他病院に申込みしてみないと分からない
・髄膜播種・2病変が増大すれば、全脳照射
【呼吸器内科からの説明】
・薬剤変更するか?
ローブレナ、アルンブリグ
・ローブレナは中枢神経障害の出現が約3割、車の運転出来なくなる
しかし奏功を考えるとローブレナが第一選択
●仕事は可能な限り続けたいので、薬剤変更にしても全脳照射にしても副作用が心配です。
でも、まだ最低1年〜数年は生きたいので、積極的治療は受けようと思っています。
現状、症状がないので7月MRIの結果で考える事にしましたが、7月悪くなっていた時、どの治療を選択するか考えておきたいと思います。
ベストな治療、下記以外の治療法など、色々な情報、アドバイスがあれば教えて下さい。
よろしくお願い致します。
⬜︎髄膜播種の場合
・薬剤変更 ・薬剤変更+全脳照射
⬜︎髄膜播種が起こっていない、2病変の増大のみの場合
・薬剤変更 ・手術で摘出 ・薬剤変更+手術
・サイバーナイフやガンマナイフ
・全脳照射
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