マイコプラズマ属の細菌あるいは真菌の尿道奥や前立腺への慢性潜伏の可能性と治療法
person30代/男性 -
私は30後半で、10代から20年以上にわたって以下の症状に悩んでいます。
【主な症状】
周囲の人が、私の近くで咳・くしゃみ・鼻すすりを頻繁にするという現象が継続しています。
自身ではにおいの自覚がありませんが、長年、周囲の反応に一貫性があり、偶然とは思えません。
特に、射精後・発汗・緊張に反応が強くなる傾向があります。
【症状の経過・初期発症】
初めて異変を感じたのは12歳の頃です。
→ 射精後に学校で他人が咳や鼻をすするようになり、“体から何かが出ているのではないか”と感じ始めました。
【症状が悪化したきっかけ】
約20年前(15歳頃)、飲み終えたジュース缶を簡単に水ですすぎ、その缶を用いて自慰行為を行いました。
その直後の排尿にて、**腐敗臭(生ゴミや雑巾に似た強い臭い)**を1度だけ明確に感じました。
排尿時の痛みや変色はなく、においもその1回限りでしたが、以降、周囲の反応(咳・鼻すすり)が悪化・継続するようになりました。
【医学的に疑っている要因】
この行為により、缶内部の細菌や真菌などが尿道から侵入し、感染を引き起こした可能性
または、尿道や分泌腺が異物や微生物により刺激され、持続的な反応性変化が起きた可能性
【これまでの検査・治療歴】
約3年ほど前に、泌尿器科にて尿検査 → 大腸菌検出 → レボフロキサシン処方 → 菌は消失
しかし、症状(周囲の反応)は全く改善しませんでした。
その時に真菌培養も実施されましたが陰性(ただし、採取部位や検出感度の限界により除外はできないと考えています)
【現在、考えている原因候補】
真菌感染の残存(尿道奥・前立腺)
→ 抗菌薬無効であったため、抗真菌薬(例:フルコナゾールなど)の試験的使用を希望します。
マイコプラズマ属(特にM. genitalium)やウレアプラズマ属の慢性感染
→ 通常の尿検査では検出されにくく、PCR法や前立腺マッサージ後尿の検査を希望します。
→ 呼吸器感染で知られるMycoplasma pneumoniaeと、泌尿器感染を起こすMycoplasma genitaliumは別種ですが、同じマイコプラズマ属に属し、細胞壁を持たず免疫から逃れる性質を共通して持っています。
→ この性質により、尿道奥や前立腺などに長期潜伏して慢性炎症や微細な分泌物排出を起こし、周囲への刺激物質を出している可能性があります。
→ 必要に応じて、アジスロマイシン、ドキシサイクリン、モキシフロキサシン等の抗菌薬の使用検討を希望します。
精神疾患を前提とせず、感染症・代謝異常などの観点から、真摯にご検討いただけますようお願い申し上げます。
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