胃癌(切除不能癌)に関する化学療法を『効果が無くなったとみなす凡その判断基準』について

person70代以上/男性 -

https://www.askdoctors.jp/topics/5035733
上記でご相談した案件の類似質問となります。
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■過去の経緯
78歳の父親が2021年8月に胃癌手術を受けました。他臓器転移なしで、胃3分の2切除しましたが、腫大したNo6リンパ節が膵臓と胃の周りの動静脈に癒着していて、取り切れずに終わりました。がん転移したNo6リンパ節が体内に残っており、今は化学療法を実施。
化学療法の切替判断の『凡その基準』を教えて頂きたいです。

■化学療法の時系列
21/10/4「エスワンタイホウとシスプラチン」投与

↓HER2検査をし、陽性が判明

21/11/15「ハーセプチン+SOX療法(S-1・オキサリプラチン)」投与(3週間毎で投与)

22/4/18手足に痺れが少しあり「オキサリ中止。ハーセプチン+S1のみ」投与へ変更

↓24/8/13までの約2年3ヵ月の間、3週間毎に通院投与を継続

24/8/13医師コメント
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「血液検査」と「胃CTの状態」の両面で、腫瘍の進行度をチェックしてきた。
血液検査は手術後ずっと良好(CEAは4.5。CA19-9も21U/ml)だが、24/8/13時点で腫瘍マーカーは6.2とHighに。
胃CTでは、手術で取り切れなかったリンパ節が拡大した(24年7月で25→33mm)。
この状況から、「ハーセプチン+S1」は効果無しとみなし、二次化学療法へ移行する
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8/30「パクリタキセル+ラムシルマブ療法」を開始(25/05/22現在も継続)

■ご質問
本人は(手に若干のしびれ感があるものの)奇跡的に身体も心も元気な状態です。
現在の「パクリタキセル+ラムシルマブ療法」も効果がなくなれば次の療法へ移管することになると思いますが、『効果がなくなったとみなす判断基準』を知りたいです。
血液検査は数値化されるので悪化具合が明確に分かるが、リンパ節の拡大は"どの程度拡大したら"効果なしと見なすのか?
※先生方の見解にも差はあると存じますが、『大体な基準』を伺えればうれしいです。例えば、3か月で30%も拡大した場合はNG等といった考え方を知りたいです。

[参考]リンパ節の大きさ
2023年3月:15mm
7月:18mm
12月:22mm
2024年3月:25mm
7月:33mm(←S1の効果がなくなったとみなし療法切替)
11月:38mm
2025年2月:39mm
※CA19-9(正常範囲は0~37)は21近辺をずっと推移で問題なし。
※CEA(正常範囲は0~5)は4~6の間を変動。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。

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