統合失調症と見られる知人への接し方、対処の勧め方

40代/男性 - 2025/05/25

友人についての相談です。
【対象者】
40代後半男性：無職（フルタイムの勤務は難しい状態）両親と同居

【症状】
・本人は霊魂に取りつかれていると主張
・周囲から統合失調症でないかと言われているが、本人は否定
・霊の名前や家族構成など、詳細な情報を把握している
・霊に話しかけられる
・霊に体内から物理的に攻撃されていると主張し、実際に痛みを感じている
・内臓を抉られたと感じたことが複数回あり、その度にCT等の検査を受けているが異状なし
・安定剤等は飲んでいるが効果について本人は懐疑的

【知りたいこと】
・普段の接し方
・適切な治療法および、その治療を受けるための説得の仕方

【詳細】
10年以上前にあの世との交信を教義とする宗教団体に入信したことが切っ掛けのようで、その団体のあの世側の会員に取りつかれていると主張しています。
その霊魂に罵倒される、体内から物理的に攻撃されるといったことが続いていて、私と話している時に突然「痛てて」と苦痛を訴えることもあります。症状がひどい時は、数ヶ月動けなくなります。冬から春先にかけて、そうなることが多い気がします。

その団体は今も存続していて、教義の真偽はさておき、法外な金額を請求するなど悪質な噂はありません。
憑りついている霊魂の行いは教義に完全に反することで、教団のトップに知れたら間違えなく祓われるとのことです。本人はそこに希望を感じていて、何度も教団のトップに繋いで欲しいと連絡をしているものの門前払いが続いている状態です。

心療内科などは信用していないようです。医学的、心理学的なアプローチを勧めたことは何度もありますが、難色を示されます。一応、通院することはあり、薬は飲んでいるようです。両親からも統合失調症だと言われているようですが、本人は分かってくれないと思っているようです。

先日、別の霊能力者に相談し、狐の低級霊が憑いていると言われたそうです。これは霊の個人名まで把握している普段の主張とはまったく異なるものですが、本人はあっさりと信じてしまいました。結局改善は見られれず、一回三万円の祈祷の継続は止めたようですが。

現状の接し方としては「あの世や霊魂のことは分からない、だけどつらいことは分かる」と無理に否定はせず、話を聞いているという状態です。親しい人間の言うことには耳を貸さず、正体不明の霊能者の言うことを簡単に信じてしまった時は強めに咎めました。

このような状態の人に対し、どのように接するべきでしょうか？また、どのような治療法が適切でしょうか？それをどのように勧めれば納得してもらえるでしょうか？何を勧めても「霊魂が原因だからそれは違う」と受け入れられない状態です。

よろしくお願いいたします。