高齢の母(82歳)がストマ閉鎖手術を受けるか悩んでいます。

person70代以上/女性 -

82歳女性、昨年11月に憩室炎(かかりつけ医でのCT検査では発見されず、痛みを我慢し、4日目で救急搬送)による穿孔が原因で汎用性腹膜炎を発症し、緊急開腹手術を行い、S状結腸をすべて切除し、ストマを増設しました。2か月後に絞扼性イレウスで緊急開腹手術を行いました(こちらは早期ということもあり比較的軽度)
現在、ストマ閉鎖手術の体への負担、術後のリハビリ等を考え、手術するかどうか本人も含めて家族で悩んでいます。現在は一人暮らしで身の回りのことは一人ででき、車も運転でき、畑にもでています。
病院からは、高齢であること、心疾患歴(虚血性心不全、心房細動)があること(過去に弁膜症手術やカテーテルアブレーション手術歴あり。不整脈は現在は服薬で落ち着いています。)、軽度の糖尿病や腎機能が高くはないことから、積極的には勧められないと言われています。
閉鎖手術のリスクは、S状結腸切除により短くなっているため、大腸を右上角の腸壁から剥がして下側に引っ張ってきて、肛門側の腸管と縫合する必要があり、腸壁から剥がす際に他の臓器を含めて傷つけてしまうリスクと、ひっぱって緊張している腸管どうしの縫合のため縫合不全のリスクがあると言われています。
母はストマがあることがとても悲しいようで閉鎖をしたいようなのですが、手術をしたことで寝たきりになったり体力の低下から今の状態まで回復できない、今の生活水準に戻れないことを恐れています。手術の結果・経過は個人差があること、リスクがあることは理解できていますが、いったいどの程度のリスクがあるのかわからず、手術すべきか決断ができない状態です。参考にさせていただくご意見を頂戴したく、ご相談させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師