増殖糖尿病網膜症→硝子体出血が引かない 場合の選択肢(手術・経過観察・注射)について

person40代/男性 -

2型糖尿病があり、今年2月下旬に左眼の硝子体出血を起こしました。以後の経過は文末にありるとおりです。
硝子体出血が引かず、その中で主治医から「手術が適応になる」との説明とともに、今後の選択肢が提示されました。
これらについてご意見をいただきたく、質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

【主治医からの説明による選択肢】
(1) 手術
血はきれいに取れ、術中にレーザーも完成できる
入院は1週間程度。術後2週間はPC作業など目に負担をかけてはいけないため、パソコン中心の仕事なら休むことになる
白内障が進行する可能性、まれに網膜剥離や感染のリスクがある
(2) 経過観察
月1回程度の診察を継続
半年たっても血が消えない可能性があり、結局手術になることもある
その間眼底の観察が不可で緑内障などがあってもわからない
(3) 注射
外来で実施可能
血管を落ち着かせる効果があるが、すでに出た血は取れないため、出血自体については経過観察と同様

【質問事項】
(1) 上記3つの選択肢について、一般的な治療指針や考え方、またそれぞれの適応や限界などについてアドバイスをお願いします。
(2) 手術を選択する妥当性について、ご意見をお聞かせください。また、手術のタイミングや追加のリスク(上記以外に注意すべきこと)があればご指摘ください。特に「早く行うほど有利で、遅らせるメリットはない」という私の理解は正しいでしょうか?
(3) 注射治療の位置づけについて、単独で行う場合の限界や、手術前後に併用する可能性・そのメリット/デメリットについてご意見をいただきたいです。

【現在の悩み】
仕事はPC作業中心であり、術後2週間の休職が難しい状況です。
しかし、糖尿病網膜症に伴う硝子体出血は経過観察でも約4割が最終的に手術になるという記事を読み、早めに手術を行う方向で気持ちが傾いています。
また右眼にもすでにレーザーを施行していますが、最近になって疲れ目の影響もあり、やや見えにくくなった気がしており不安です。このため、左眼の出血を早めに対処することで両眼のリスクを下げたいと考えています。
1月に高い血糖値→食生活を見直し急激に血糖値を下げた(A1C13.3→GMI6.9)のですが、2月下旬に出血。急激に血糖を下げると網膜症が悪化するという話をみて、出血も、再出血もこのせいではと悩んでいます。ただ、内科の主治医からは低血糖もなく今更あげることはないと言われています。

【経過】
3月〜4月:両眼に汎網膜光凝固(右眼は4回完了、左眼は“2回目で霧が強くなり打ち切り”と説明あり)
5月29日:左眼の再出血で「濁りが強くなり手術適応」と説明を受ける
視力:初診時に左眼1.0以上出ていたようですが、その後は測定不能
OCT・超音波検査(左眼)、眼底写真、矯正視力検査などを行っていますが、その他特に指摘されていません

【血糖管理】
HbA1c:現在 7.0(2月時は13.3)
CGM(Freestyle Libre 2)の推定HbA1c(GMI):6.6
治療歴:15年(メトホルミンはずっと飲んでいます)
服薬:メトアナ配合錠HD,フォシーガ、ミチグリニド,(糖尿病以外:なみだロート,ピタバスタチンカルシウム錠、カンデサルタン錠,市販ビタミン剤,サンテルタックス 20(vがつかないもの))

以上、長文になり恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師