前立腺がん、同じグリソンスコアでもMRIに映らないタイプは悪性度が低く治りやすいですか??
person60代/男性 -
東海大学医学部K教授がMO Festa Cancer Forum 2024で、同教授の講演テーマ『前立腺がんの検査・診断とリスク別治療戦略~過剰治療をさけるために~』に関し、前立腺癌の非可視病変と可視病変のグリソンスコア別5年Event Free Survival (Treatment or Death ) (イベント(治療、死亡)無し生存率 ) につき以下数値を発表しておられました。
グリソンスコア別5年Event Free Survival (Treatment or Death ) (イベント(治療、死亡)無し生存率 ) (出典:Stavrinides V, et al. Eur Urol.2020)
(3+3)非可視病変83.4% VS (3+3)可視病変72.3%
(3+4)非可視病変62.84% VS (3+4)可視病変33.8%
これはMRIなどで見えない癌のほうが見える癌よりも、5年イベント(イベント=治療又は死)無し生存率が高いことを意味していると了解します。
(質問1)この資料は、同じグリソンスコアでもMRIに映らない前立腺がんはMRIに映る前立腺がんよりも悪性度が低くがんの進み方が遅いことを意味していると了解しますが、ではグリソンスコアが同じ場合にMRIに映らない前立腺がんはMRIに映るがんよりも治療成績も良い可能性が有りますか??
(質問の背景: 私の場合はPSAは4を超えて以降、2年間は5前後で推移し、MRIはその2年間で2回取りましたが、PI-RADSが2回とも2で主治医はMRI画像は2回とも正常だと言っていましたが、生検したところ、最終結果は以下のとおりであり、上記の質問をする次第です。 【PSA4.93 、生検16本中7本に癌有り、 Gleason 3+4(3+4は7本中で2本のみ)、 StageB1(T1cNOMO)、 腹部・リンパや骨転移は無し。 前立腺体積約19CC】
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。





