通常の治療を取りやめ緊急手術を要する状況なのか理解しかねます

person60代/女性 -

▽時系列で記載
・ 本件の診察日は6月11日、手術日は6月14日
・ 診察は、6月11日から6月13日にかけて主治医が実施
・ プレートの汚染の疑いとの診断で、蜂巣炎との病名登録を行い「患肢挙上・抗菌薬投与・安静」で蜂巣炎の基本的な治療を実施
・ 6月11日から6月13日にかけて主治医が実施したのは、蜂巣炎の基本治療行為である「患肢挙上。抗炎症剤の投与・安静」のみであったが、主治医は症状の改善を目視しており、症状が改善している旨が診療記録にも残っている。
・ 蜂巣炎治療においては6月14日以降も上記の「患肢挙上。抗炎症剤の投与・安静」を継続し経過観察すべきであったところ、母の症状・バイタルの如何を問わず手術が実施された

▽以下、診療記録を抜粋
・ 排膿について
→プログレース 主治医(0415)膿性の浸出液はない
・ 発熱について
→37.5度を超える体温は、6月11日から6月13日にかけて計8回測定した中で6月11日の21時41分測定の37.6度のみ
・ 6月11日 診療記録
→「骨折部位の潰瘍 足首付近に2mmの潰瘍」との記載あり
・ 6月11日 診療記録
→「swelling(+)、発赤(+) 以前治癒が遅かった部位が離開している 膿性の浸出液はない」との記載あり
・ 血性浸出液について
→6月11日に見られたが、6月12日には「無い」との診療記録があります
・ 周囲皮膚発赤
→6月11日に見られたが、6月12日は和らぎ、6月13日には「消える」と記録
・ 強い腫脹
→6月11日に見られたが、6月12日から6月13日にかけ「和らぐ」と記録
・ 検体
→6月11日に血性浸出液を検体に出し、13日に「培養陰性」との報告有り
・ ⅭT検査
→6月13日に最終報告があり、「感染を疑がわせるもの 明らかでない」との記録。インプラントの状態についても「4月12日(異常なしの状況)と差異が無い」との記録

▽補足
母は、「リハビリ入院が終了し次第診察に来るように」との病院からの指示で出向いており、治療目的での通院ではありませんでした。主治医は6月11日の診察後に蜂巣炎と病名登録のうえ手術室の予約をしており、6月11日時点で「手術を要する」と判断したことが伺えますが、上記のとおり6月12日から6月13日にかけて母の症状は快方に向かっております。6月13日の整形外科カンファレンスにおいて、主治医による上記診療記録を以て6月14日の手術をなぜ承認したのか疑問です。

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