エコーによる乳がんサイズの判定がMRIやCTの検査で大幅に変わることはどの程度の頻度であるのか

person30代/女性 -

半月ほど前に36歳の妻が乳がんと診断されました。診断はエコー・マンモグラフィの所見および針生検の結果を踏まえて出して頂いています。MRI、CTなどはまだ実施しておらずこれからとなります。
現時点で判明している診断内容は以下のとおりです。

組織学的診断: invasive ductal carcinoma
Nuclear grade 3(3+2)
Histological grade 3(3+3+2)
腫瘍サイズ29mm
ER:(+) 90%以上
PgR:(+) 90%以上
HER2-IHC :1+

診断を出して頂いた先生からは以下のコメントを頂いています。
・エコーを見たところリンパ節への転移は見られない。ステージとしては2Aの見立て。
・メインの腫瘍の近くに小さい同種の腫瘍があるようにも見える。生検をしていないので詳細は不明だが、メインの腫瘍と繋がっているかもしれないので今後の検査で確認することになる。
・おそらく術前化学療法はせず手術になると思われる。
・手術は全摘出になると思われる。
※上記診断を頂いたのは地域の乳腺科の先生です。今後は改めて大きな病院で詳細診断を行い治療方針を決めることになっています。

これについて、以下質問です。
・今後大きな病院でMRIやCTを行った際、臨床ステージが2から3に変わるような診断の変化は頻繁にありえることなのでしょうか。
※エコーよりもMRIの方がガンの広がりが詳細にわかるということですが、例えばエコーによる「腫瘍サイズ29mm」の判定がMRIで確認した結果50mm以上となったり、エコー上で兆候がなかったリンパ節への転移がMRIで複数見つかるようなことは臨床上良く起こることなのでしょうか。
また、MRIとエコーでサイズの判定が変わりやすいガンの傾向などはありますでしょうか(例えば患者の年齢やガンの位置、種類など)。

「あるかないか」であれば当然ありうるのでしょうが、それが稀な事象なのか2回に1回はそうなるのか、イメージだけでもつけておきたく...また、サイズお忙しいところ恐れ入りますが、ご教示いただければと存じます。

1人が参考になったと投票

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

1名の医師が回答しています

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師