骨粗しょう症治療薬について
person70代以上/女性 -
85歳の母ですが、7年前より、近所の総合診療所にてプラリアを用いた骨粗しょう症の治療を行っていました。最近、他院で乳癌の手術を行い、ホルモン治療を開始しましたが、骨密度を下げる可能性があるとのことで、骨密度を大腿骨および腰椎で測定したところ、いずれもYAMで58%と診断されました。乳癌の担当医からは、これまで行っている治療の効果がないのではないか、薬を変えてもらったらどうかと言われました。
骨粗しょう症の治療を行っている病院に相談したところ、その病院では手の甲で骨密度を測定することしかできないため、これまで正確な骨密度データが取れていなかったこと、さらにプラリア以外の治療薬を扱っていないこと、また骨密度が58%と低いことから、専門の整形外科での治療を進められました。その際に、プラリアは現状を維持する程度のパワーしかないため、イベニティを扱っている病院に行くとよいと勧められました。
近所にイベニティを扱っている整形外科医院を見つけたので、そこにかかったところ、プラリアを継続して使うことを進められました。理由を尋ねたところ、過去7年の正確な骨密度のデータがないため(手の甲でのデータは不正確で使えない)58%という値はもしかするとプラリアが効いて骨密度があがった後の値かもしれないこと、現在、圧迫骨折等は起こしていないこと(X線で確認)、さらにイベニティを用いても、どのみち1年しか使用できないため、またプラリアに戻ることになるからとの説明でした。
85歳という年齢であること、過去の骨密度が不明でも、現在は58%と低い値であること、またこれまで治療を受けていた診療所でイベニティを進められたことなどから、私(娘)はたとえ1年でもイベニティを用いて骨密度をブーストさせるようなプロアクティブな治療のほうが良いと思うのです。
整形外科の医師は、これまで用いたプラリアで十分と思うが、イベニティを使いたいならばそれでも良いとは言ってくれているのですが、なぜプラリアで十分なのか、イベニティを使いたくない理由があまりはっきりせず(上記に記載のとおり)、どちらにするかの判断が難しい状態です。
このような状況でしたら、プラリアか、またはイベニティか、あるいは他の治療薬のほうが望ましいか、ご意見をお伺いします。また、イベニティは1年しか使えなくても、そのあと、副甲状腺ホルモン製剤やビスフォスフォネート製剤などを用いることはどうでしょうか(必ずしもまたプラリアに戻る必要はないという意味で)。
よろしくお願いいたします。
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