認知症ではない高齢者の抗うつ薬による脱抑制

person70代以上/女性 -

お世話になります。実母(70代前半)の件でご相談させていただきます。

母は約20年にわたりうつ病を患っており、心療内科にて向精神薬の処方を受けております。
現在の処方内容は以下の通りです(すべて就寝前に1回服用)
・デュロキセチン 30mg × 2錠
・ラモトラギン 25mg × 2錠
・エチゾラム 0.5mg × 2錠

昨年頃から急に怒り出す・激昂する、クレジットカード等を用いた過剰な買い物、他者の意見を全く受け入れず、自分が常に正しいと主張するなどの症状が現れました。

認知症を疑い神経内科で精密検査(含:MRI)を受けたところ、「加齢による物忘れはあるが、認知症とは診断できない」との結果でした。
一方で、現在の症状は処方されている薬の影響による躁状態または脱抑制との診断を受けました。

神経内科からは、長期間の服用・薬の総量が多いとの理由で、減薬の必要性を指摘されています。

現在、主治医以外のセカンドオピニオン先を探しているところですが、それまでの間に少しでも状態を安定させるため、減薬を検討したいと考えております。ただ、薬を服用しないと夜間に全く眠れない状態のため、どこから減らすべきか判断に迷っております。

【ご相談内容】

1.現在の処方薬のうち、脱抑制や躁的症状の原因となっている可能性が高い薬剤はどれでしょうか?

2.減薬を行う場合、どの薬剤から始めるのが適切でしょうか?

3.現在すべての薬を夜に服用しておりますが、薬剤によっては服用時間の調整(例:朝に変更)によって症状緩和が期待できるものはありますか?

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

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