90代前半男性、てんかんの診断後も服用を続けている、以前からの常用薬「ベサコリン」について。
person70代以上/男性 -
90代前半の伯父の話です。今月初め、自宅で食事中に意識もうろうとなり、近隣で受け入れ可能だった病院へ救急搬送されました。救急車内では救急隊員の方と、まだかろうじて会話ができる状態だったものの、その後2時間ほど意識消失。
搬送先の病院でMRIなど、いくつか検査を受け、脳神経外科の先生から受けた診断はてんかんでした。
入院翌日、遠方で暮らす私のもとに、入院中の状況を知らせる写真(本人撮影)が届いたのですが、院内で出されていた薬の中にベサコリンがありました。(てんかん発作を誘発するおそれがあるため、てんかん患者には禁忌とされているはずの薬)
以前から別の病院で出されてのみ続けていた常用薬(前立腺関係?)だったようですが、てんかんの診断を出した今回の病院が、代替薬ではなくリスクの高いベサコリンを引き続き処方していることがどうしても気になり、
「てんかんの診断後もベサコリンをのみ続けて大丈夫か、身内が心配している」と、入院中に伯父本人を通じて病院側に伝えてもらったのですが、その後、薬についての説明は一切ないまま同じようにベサコリンが出され、ひとつだけ言われた言葉が「あなたの身内は薬剤師か?」だったとのこと。
搬送から10日ほどで退院となり、今後も同じ病院に通院することになったようで、現在もその病院で処方されたベサコリンをのみ続けています。(てんかんと診断されてから2週間以上服用)
素人なだけに、禁忌という用語に過剰反応してしまっているだけなのかもしれませんが、正直なところ、とても不安です。
先生方にお伺いしたいのですが、
てんかん患者に、代替薬も使えず、やむを得ずベサコリンを出さなければいけない状況があるとしたら、どんなことが考えられるでしょうか?
ご教示いただけると幸いです。
※ベサコリン以外で現在出されている薬(レベチラセタム、タムスロシン塩酸塩、チラーヂン、ジアゼパム)
※添付画像:過去に別の脳神経外科クリニックで撮られた脳の画像
(伯父は甲状腺癌の脳転移で、2022年秋に脳の腫瘍のガンマナイフ治療を受けています。右画像が治療前で、左画像が今年3月の定期検査の際のものです)
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