頭部造影MRIの検査について
person40代/男性 -
昨日頭部造影MRIを受けてきました。呼吸器外科からの病理結果は以下の通りにて既に主治医から説明いただいており、Stage2bN0M0との報告をいただいておりますがこれには頭部造影MRIにつきましてはまだ結果待ちのため、含まれておりません。さらに現在、遺伝子検査中でありこれも結果待ちの状態です。昨日呼吸器内科へのバトンタッチとなり、以降の補助科学治療に向けて頭部造影MRIが昨日のタイミングとなりましたが、次回外来事の結果報告とのことにより、10日間程時間があり、頭部への転移などが気になります。呼吸器外科の主治医より病理結果はご説明いただき、ステージもご説明いただきましたが、頭部造影MRIの結果が出ていない以上確定診断ではないとの理解になりますでしょうか。また、以下の病理結果を踏まえ頭部への転移などの心配の方はいかがなものでしょうか。さらにこの度の流れは通常な流れとして理解してもよろしいのでしょうか。先生方のご経験値から率直なお考えをご教示頂けましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。
病理組織検査結果
(手術内容)
・右肺上葉切除・縦隔リンパ節郭清
(所見)
〈主病変〉
1.手術法:右肺上葉切除術
2.占拠部位:RU
3.大きさ:4.0×2.6×2.1cm
4.浸潤径:4.0cm
5.組織型:充実型(100%)(♯8-♯14)
6.組織学的グレード:G3
7.STASの有無:STAS-1(♯8)
8.肺内転移:pm0
9.胸膜浸潤:pl1/3(p T3(adh))(♯9.♯10)コメント参照
10.リンパ管侵襲:Ly0
11.血管浸潤:V1(EVG)(♯9.♯10)
12.神経周囲浸潤:Pn0
13.胸膜播種:dd(−)
14.断端評価:br(−)pa(−)pv(−)pp(−)
15.リンパ節転移:pN0
16.LN3(♯2)[0/1]、LN4(♯3)[0/3]、肺内リンパ節(♯6.♯7)[0/7]
17.遺伝子用ブロック(含有率):♯13(20%)
(コメント)
・腫瘍細胞が充実性に増殖しています。
免疫染色で腫瘍細胞はTTF-1[Dako]
(+)、p40(−)を示します。充実型腺
癌と判断します。
・臓側胸膜外弾性板を越える浸潤を認めま
す。臓側胸膜と壁側胸膜が癒着しており
両者の区別が困難なため、pl1/3(p T3(adh))とします。胸膜面への腫瘍の露
出は認めません。
・術中迅速診断( T2504020):報告内容
に変更ありません(♯1)。病変の全体
像及び免疫形質を踏まえて、充実型腺癌
と判断します(♯1)。
(臨床所見)
・健診にてCEA高値指摘、精査 CTにて肺腫
瘤指摘され、Rts1に4.1×3.7×2.9cmの腫
瘤影を認めます。PET CTはSUV max9.20
のFDG集積を認めます。明らかなリンパ
節及び他臓器転移はなくリンパ節集積も
認めません。
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