外傷性嗅覚障害の現状と今後

person50代/男性 -

私自身の話です。今後どうすべきか相談したいです。

【受傷や発症経緯など】
・3月中旬に自宅で排便後に廊下で歩行中に意識を失い頭をフローリングに強打し救急車で大病院に搬送されました。診断は急性硬膜下血腫。失神の原因として脳や循環器の異常も見受けられない状況でしたので状況から迷走神経反射と判定されました。前頭部や後頭部に若干脳挫傷も見受けられましたが、四肢の麻痺も高次脳機能障害もなく8日後に退院となりました。
・入院時から味はわかるが風味含む匂いがわからない状況でした。もともとひどい花粉症持ちなので過去にも同様の症状がったこともあり気にしませんでしたが、退院間近でも治らず心配となって医師に相談したところ外傷性の嗅覚脱失は治らないと言われ落ち込みました。

【治療】
・退院後しばらくしても嗅覚が元戻らないためネットで検索し(こちらのサイトもそのときに知りました)、ネガティブな情報が散見される中、嗅覚トレーニングを3月下旬に開始してみたところ、最初から多少匂いがしたので光が見えました。現在までずっと続けています。
・4月頭に近所の嗅覚障害もみれる耳鼻科を受診し、軽い副鼻腔炎の所見があったので抗生剤とフルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻液、カルボシステイン、アンブロキソール、メチコバール、当帰芍薬散を処方されました。抗生剤と点鼻液は副鼻腔炎が治癒してなくなりましたが、それ以外は現在までずっと服用(※ただし下記参照)しています。
・退院後1ヶ月検診で頭を診てもらったところ出血がまだあるため慢性化しているということで、トラネキサム酸と五苓散を処方されました。ここで当帰芍薬散を成分がかぶるため耳鼻科に説明の上五苓散のみに薬を変更し、5月、7月と再検診したところ脳内出血が消えているのでこの処方がなくなり、つい先週、また耳鼻科の当帰芍薬散に戻りました。
・耳鼻科は鼻腔内の病気にからむ嗅覚障害ついては詳しいものの、神経障害のからむ嗅覚障害に詳しいところではないのでたまに話が噛み合いません。
・5月末から近所の鍼灸院で鍼治療も週一で始めました(医療行為ではないですが念の為記載)

【現在の病状】
現在の匂いに関する状況は以下の通りです。
・週次では匂う対象は増えている(前述のトレーニングの匂いや植物系の香り)
・一部のものは匂うが自分の知っている匂いとは違う異臭症のような状態(コーヒーや米が炊けたときの匂い、肉類の油の匂い)
・まったく臭わないかほとんど臭わないものがある(排便や公衆トイレの匂い、汗の匂い、塩素、洗剤系の危険物、肉や魚の肉そのものの匂い)

【ご相談内容】
ということで亀の歩みのスピードで改善は続くものの、自分の知っている匂いではない異臭症や未だ感じられないか弱い匂いについて回復するか非常に不安です。このあとの治療方針について転院も含め医師の皆様のご意見を伺えればと思います。よろろしくお願いいたします。

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