大動脈解離手術後の腹壁瘢痕ヘルニア手術可否
person40代/男性 -
主人のことです。15年前に大動脈弁輪拡張性一過性狭窄になり、生体弁を置換。その後今から8年ほど前に大動脈解離スタンフォードB型を患い、手術はせず血圧管理で温存治療。そして今から1年半前にスタンフォードA型を発症し緊急手術。首のあたりを人工血管置換。少し容態が落ち着いた頃に心臓より少し下あたりをステントグラフト手術。今は無事退院し自宅療養。大きな後遺症はなく日常生活は送れていますが、手術の後に開腹した筋肉がくっつかず、現在腹壁瘢痕ヘルニアとなり、今では縦横15cmほどに開いてしまっています。元気になるに従いその脱腸の大きさで身体のバランスが取りにくく、見た目も不格好なため本人は手術を望んでいます。まだ下腹部の解離が残ってはいますが術後の解離は許容範囲内。しかしもしまた裂けた場合を考えると手術に踏み込めない自分がいます。お腹を閉じる際にはネットを使用するため、万が一また開腹となった場合に手術が非常に困難になると外科からは言われましたが、循環器科の先生からは、解離が起きても今度は背中から開くことになるだろうということで、強くは拒否されていません。稀なケースかとは思いますが、腹壁瘢痕ヘルニアをするかしないか、考える知識をいただけたらと思います。よろしくお願いします。
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