自然妊娠・稽留流産の診断基準について
person20代/女性 -
29歳女性
初めての妊娠で、自然妊娠です。
5/22最終月経(40〜50日周期)
※稀発月経については多嚢胞卵巣ぎみと言われたが、ホルモン数値に異常がなく、PCOS診断には至りませんでした。排卵があるのであれば、そういう月経だと割り切ってくださいと言われています。
6/21最終性行為
6/25高温相への切り替わり
7/8妊娠検査薬陽性
7/15診察1回目、胎嚢確認(4.7mm)
8/2診察2回目、胎芽確認(CRL7.7mm)、心拍確認できず
→稽留流産の診断
8/7子宮内容除去術実施予定
初めての妊娠でこのようなことになると思わず、狼狽してしまい、診察室で先生に説明されるまま、手術を受ける方向でお返事してしまいました。
後から調べてみると、日本産婦人科医会の診断基準では、CRL≧7mmで心拍確認できない場合確定診断に至るとの見解が示されている一方、一回心拍確認できずに診断できるのはCRLが20mmを超えたときだとの見解も見られました。
先生には、
「突然のことだから、1週間後にもう一度確認してほしいって気持ちも理解できる。そうすることもできるよ」
と言われましたが、そのときは妙に冷静に
「それは気持ちの整理をつけるための1週間であって、医学的な根拠がある再診察ではないのですよね」
とお聞きしたところ、そうだとのお返事があったので、手術を決めました。
もちろん手術前に心拍は再度確認していただけますが、前回診察から1週間経っていませんし、他の妊婦さんからの質問で、2人の医師が確認できなかった心拍が、3人目で初めて確認できたとのエピソードも目にし、もし私が尚早な判断をしたために、いきている赤ちゃんを堕胎させてしまったらと思うと、怖くなってしまいました。
質問としては、
1.今回の経過から見て、他の先生も1回の診察で稽留流産の診断を下すことは妥当と考えるか。その場合、どのような点に重きをおいて診断なさるのか。(CRL、前回診察からの予想週数等)
2.手術前の再確認時に、どのようにお願いすれば丁寧に心拍の無いことを確認していただけるか(本来あるならどのあたりか尋ねる、違う方向からのアプローチをお願いする等)
3.1回の流産だと不育症疑いにはならないので、絨毛染色体検査や不育症検査をするのはコストが高いと感じるか。(2回続けて流産する確率は4%程度であること、各検査をしても原因不明となる人が半数程度いらっしゃることを知り、私自身はコストが高いのかと感じています。)
この大きさの赤ちゃんの心拍が、大学病院で整備されている経膣エコーで見えないことは非常に稀だということ、命に関わる現場で先生方はきちんと画像を見て診察してくださっていることは、頭では理解しています。
ただ、診察時に自分が狼狽えてしまったために、もっとしっかりお話を聞くべきだったのにと後悔が残り、他の先生のご意見もお聞きしたく思った次第です。
失礼な質問かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
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