「19番目の~」を観て
person30代/女性 -
ちゃんとした病状などのご相談でなく、申し訳ありません。
「19番目の~」を観るとき、みなさんはどういった感覚で観るのでしょう。ただの娯楽、たくさんある内のドラマのひとつに過ぎない、でしょうか。
わたしは録画して自分のペースで観ていますが、毎回観るたび悲しみでいっぱいになります。
わたしは昨年12月に橋本病になり甲状腺機能低下症の状態になりました。チラーヂン50開始し、5月には正常値。もう問題はないので、チラーヂン50維持、月1の通院で大丈夫ですとのことでした。
「チラーヂンを服用し数値が正常化すれば元気になれる」
「数値が正常値であればなんの症状も出ることはない」
ネットで調べてもそう書いてありますし、主治医にも言われました。
最初は「元気になれる」と希望を持っていました。5月、採血結果を見ると正常値。しかし体調は「元気になれる」にはなれなかった。
主治医はメンタルとしか考えられない、あとは精神科の先生にと。
先生方もご存知かと思われます。精神科に通っても投薬治療のみ・それでなにか改善することもない。統合失調症や双極性障害など、コントロールしなければならないものは別です。それ以外は、あまり意味はない。
ふと思ったのです。「問題なし」と言われています。通院すれば診察料や処方料などいろいろとお金がかかります。個人が個人で利用する目的で医薬品を輸入するのは違法ではない。だったら、お薬だけ手に入れる方が節約にもなりますし、しんどい思いもしなくて良い。
お薬のためだけ、診察室で特になにかあるわけでもない。なのに、診察料などがかかる。先生方もボランティアではありませんから、なるべく短時間で診察をおわらせ回転率をあげなければならない。しかしわたしもボランティアではありません、寄付しているわけでもありません。
いろいろな不調があります。
ずっと耐えました。しかし耐えきれなかった不調がひとつだけありました。左腕と左手の異常です。痛み(鈍痛)・つっぱり感・こわばり感・過度な筋緊張・軽やかな動きができない・指の伸展が難しい・指の動きが鈍い・指先の細かい作業ができない…など。
内科の主治医には言えないので、精神科の主治医に頼み、総合病院の手の専門の整形外科を受診しました。問診票には「いつから・どこから痛み・どのような経過を辿り・現在はどうなっているのか・どのようなときに症状が出るのか」しっかりと書きました。
診察まで2~3時間待ったでしょうか。
診察室に入り椅子に座り医師の第一声。
「で、なにをしてほしいの」
絶句しました。
指先の動きが…そう書きましたが、そこには一切触れられることはありませんでした。
両手をあげるよう言われ、運動不足とストレッチ不足とのこと。
通院しているのは、紹介元の病院だけですかとも聞かれました。問診票にも書いています。お薬手帳も出しています。なにひとつ、見てくれていませんでした。
精算しながら思いました。
「もういいや…」と。
様々な不調があり、受診するも「異常無し」。
どこに行っても「異常無し」。
以前、こちらでご相談させていただいたとき、心気症と身体症状症の疑いがあるとのこと。
「一般ではなんともないことを過剰に捉え症状を誇張しそれに拘り調べまくったりドクターショッピングをする、またあわよくば病気であれば良いという意識がある」
つまり「異常無し」。
わたしは「19番目の~」を観ると悲しくて仕方がありません。
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