胆道がんステージIVbにおける腹腔神経叢ブロック使用について

person70代以上/女性 -

70代女性,胆管腺癌ステージIVbです.ワントラム/トラマドールでは痛みが抑えられなくなり,食事もろくにとれず,起床することも困難になっため,ナルサス4mgを一日1回,ナルラピド1mgを一日5回程度服用しはじめました.痛みはある程度抑えられ,日によっては起きて長時間活動することでできることもあるものの,やはり食事はあまりとれず,頑張って食べてももどしてしまうことが多いです.吐き気止めとしては,プリンペラン錠5mg(1日3回)とノバミン錠mg(数週間で数回分)が処方されています.
 主治医の先生に相談したところ,放射線による除痛については尋ねても何も応答がなく,腹腔神経叢ブロックについては,神経の集まるところに針を刺すのでリスクはあるが,麻薬製剤が効かなかったら検討してもよいとのご判断でした.
 今日は痛みでほぼベッドで過ごしました.便秘やとくに吐き気といった,麻薬製剤によるものと思われる副作用も重く,このままでは体力が弱る一方に思われるので,有効な手立てがあるなら早期に実施した方がよいのではと考えております.腹腔神経叢ブロックには,どのようなリスク/ベネフィットがあり,また腹腔神経叢ブロックを使用しながら,化学療法(イミフィンジ)を続けることはできるのでしょうか.痛みさえなければまだまだ活動することが十分にできると思います.

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