56歳本人 ひだり示指、中指屈筋腱断裂手術の内容および手術後の経過について
person50代/男性 -
これまでの経緯は次のとおりです。
7月5日(土)に左手の示指、中指、薬指に裂傷を負い、居住地の県立病院の救急外来で裂傷部を縫合後、同院からの指示により、7月7日(月)に同院形成外科外来を受診(同院の診療科に手外科は無し)し、示指、中指屈筋腱断裂が確認され、翌日7月8日(火)に腱縫合術が行われた。
当初の手術説明では、次のとおりだった。
・腕の付け根に麻酔を行い、その後駆血帯を巻いて血が出ないようにする。
・指のキズを延長してジグザグに切開を行う。
・腱の断端を固定し、縫い合わせた後、腱鞘を修復、皮膚を縫合する。
・切開後に、腱の断端を見つけられない場合や腱の移植手術が必要な場合は、当院での手術は不可能なため、腱縫合は行わず皮膚を縫合するのみで終了する。
・手術時間は1時間程度、入院期間は1泊2日程度の予定。
区域麻酔で手術開始後、駆血帯による長時間の上腕圧迫による肩甲骨周辺の痛みに私が耐えられなくなり、途中で全身麻酔に移行され、終わってみれば、6時間超の手術となった。結局、23日間の入院期間となり、7月30日に退院となったが、その前日の主治医からの説明の際に受け取った「病状説明書」は添付のとおり。
「病状説明書」内の朱書きで図示された部分の説明は、次のとおりだった。
・示指、中指とも腱の断端は第二関節と第三関節の間にあり、指先側の腱の断端は見つけられなかったため、見つかった側の腱の断端をけん引し、ワイヤにより指先の骨に固定した。
・示指、中指とも腱鞘は、5か所あるうち可能な限りの3か所を修復したが、それによりbow string変形が起こる可能性がる。
以降が相談(質問)内容です。
1 短くなった屈筋腱を繋ぐ手術が、そもそもこの方法で良かったのか?
怪我以前のように指を伸ばすことが出来なくなるのではないか?
リハビリ中に、短くなった屈筋腱が断裂するのではないかとの不安も付きまとう。
手外科専門医による全ての腱鞘の修復及び腱の移植手術が必要だったのではないか?
2 手術後5週間以上が経過したが、示指、中指の痺れ、浮腫み、ヒリヒリチクチクとした痛みが無くならないうえに、動かそうとすると第三関節が曲がるだけで、第一、第二関節を動かせる感覚が無い。
8月5日のエコー検査で主治医は、腱は繋がっていると思うとの説明だったが、現時点でのこの状況で、今後リハビリを続けるだけで、本当に全ての関節を屈曲する動きができるようになるのか?
今後、手外科専門医のいる病院での治療等を検討した方が良いか?
3 手術中、駆血帯による長時間の上腕圧迫が行われたが、問題は無かったのか?
インターネットで検索すると、30分~45分に1度は圧迫を解除する必要があるとの説明書きを見つけたが、区域麻酔中の意識がある間、圧迫は1度も解除されなかった。
圧迫され続けた上腕二頭筋、三頭筋は、手術後に曲げ伸ばしを行うとプルプルと震えながら動く程度にしか力が入らず、筋肉がゆるゆるで脂肪と同じような状態になってしまった。
以上が相談内容になります。
怪我により行われた手術内容及び手術後の経過が思わしくなく、今後本当に指の機能が回復するのか不安で仕方がありません。
質問へのご回答と、今後の治療及びリハビリについてのアドバイス等をお願いいたします。
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