せん妄の薬剤調整について
person70代以上/女性 -
94歳の母の件でご相談です。
12年前に神経原繊維変化型認知症と診断され、ドネペジル10mg、メマンチン20mgを内服中です。
主治医からアルツハイマー型認知症よりも進行が遅いと言われていた通りコミュニケーションも良好で、目立ったBPSDもなく自宅で過ごしていました。年齢もあり排泄や移動などは介助でしたが。以下相談までの経過です。
1ヶ月前に39度発熱、尿路感染と診断され入院。敗血症と循環障害で一時は危ないと言われたが数日後には安定したという説明。
元々偏食気味で、環境が変わると食べなくなる傾向があるため早めに退院。
退院当日の食欲は回復したが、翌日血圧上昇と頻脈となり具合が悪そうなので、入院していた病院に相談。
ペースメーカーのかかりつけ医を受診するように指示あり受診したところ、尿路感染の再発とのことで抗菌剤を処方され帰宅。
薬を内服後より黄色い液体嘔吐3回あり、夜間も具合が悪そうだったため翌日病院受診し急性胆嚢炎と診断、入院してPTGBD挿入。
1週間で胆嚢炎はよくなりPTGBは抜けましたが、途中頻脈となりその頃からせん妄となる。
大声で叫ぶ、点滴を抜くため身体拘束と個室のドアを閉めて対応されていました。
数日後リハビリのため転院。そこは身体拘束せず離床もしてくれていますが、ベッドに戻ると助けてと叫ぶため薬剤調整開始。
入院前からデエビコ5mgと1ヶ月に1回程度夜間混乱する事があり、その時はペロスビロン2mgを飲むと朝まで眠れていたため、情報提供しましたが、前病院からリスペリドンとハロペリドールを使っていたようで、転院先では自宅で使っていた薬は効かないとのことで、デエビコは残しリスペリドンとハロペリドールで対応されていました。
もうひとつ厄介なことに、前病院で尿閉になり700貯まっていたためカテーテルが入っていました。
転院先で抜いてくれたのですが自尿が出ず、導尿しています。
日中は尿意の訴えが強いためリスペリドンを朝夕で2mg開始。
眠前にクエチアピン25mgか開始されましたが、日中眠気が残り中止。
フルニトラゼパム1mgが開始され寝ましたが、リハビリができなくなりました。相変わらず尿意とベッドに寝ると助けてと訴えますが覇気がなくなり、食事もほとんど食べられなくなりました。
前病院では点滴500ccをしていましたが、転院先では一度もしておらずイオンゼリーや水を飲めて400cc程度です。
OS1を持参して飲ませてもらっています。
そして本日からバルプロ酸が始まりました。
毎日薬が変わり、まだ転院して1週間ですが何種類にもなっておりこれでは何が効いて、何が効果がないのかわからないのではないでしょうか?
せん妄の薬剤調整はこんなものなのでしょうか?
日に日に母が廃人のようになっていくのを見るのが辛く、いっそのこと家に連れて帰ろうかと考えています。
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