長期の原因不明の腹痛と歩行困難

person10歳未満/男性 -

現在10歳の男の子です。
腹痛と歩行困難で苦しんでおります。

【病歴要点】
・コロナ感染後である
・IgA血管炎疑いが二度ある
・脳髄液の圧がわずかに低い
・起立検査で起立性調節障害が陽性
・小児リウマチの疑いがある
  (抗核抗体の上昇と関節炎)
・腹痛と歩行困難の原因が不明

【経緯】
去年の2月にコロナに罹患しました。
近医にかかり、カロナールだけの処方でおさまりましたので、軽症なタイプだったと思われます。
5月になって腹痛を訴えはじめましたが血液検査ではウイルスや細菌への反応なども出ず、異常が見つかりません。
6月になって足の甲に1ミリくらいの紫斑が二つだけ出たり関節痛を訴えたりした為「IgA血管炎の疑い」として近くの市立病院に入院しステロイド点滴で様子を見ました。十日ほどして各症状が軽くなってきたため退院しました。
その後ときどき痛みがぶり返しながらも自力歩行は可能であり、夏秋はおだやかに過ごしました。
(このころから腹痛は主に右側に出ることを認識しておりました。)

しかし、11月後半にマラソン大会に出てしばらくしてから両方の足裏に複数の紫斑が出現し、激しい腹痛と関節痛も再開してしまった為 12月に県内の医大に紹介され即入院となりました。
血液検査で13因子の値に異常が見られたので IgA血管炎だろうとのことでした。
ここで二週間ほどステロイド点滴での治療を受け、血液検査に異常も見られなくなったため年末に退院しました。
残念ながら腹痛や関節炎は治まらず歩行困難のままでの退院でした。
腹痛は右側ばかりに偏っていました。
(自宅では、手すり等つかまり歩き。)

その後、年が明けて 今年1月に階段を三段ほど踏み外してしまい首を打ってしまいました。それから徐々に傾眠となってしまい2月になると24時間のうち約20時間は眠っているという異常さが続きました。

腹痛・関節痛・歩行困難・傾眠のため、3月に県内医大に再受診しましたが
「血液検査・エコー・レントゲン・CT・MRIなどで何も異常が無いので、精神科でカウンセリングを受けてね」
と言われてしまい、県内医大ではそれ以上のことは調べられないと言われてしまいました。

しかたなく4月に都内医大へ紹介してもらい、半月ほど入院して詳しく調べてもらったところ
・起立性調節障害 (POTS) が陽性
・脳髄液の圧がやや低い
  (健常者にも見られる程度)
・抗核抗体の検査で上昇があり
 80→160のためMRIを見たところ
 左足首に高信号があるため
 小児リウマチ科にて
 若年性特発性関節炎を疑う
といった診断がなされました。
五月に退院する頃には傾眠はだいぶおさまってきていました。

しかし、「右側だけの腹痛」と「歩行困難」については診断がなされず
“お母様が痛いかどうか聞くのが良くない” と言われてしまいました。

実際は、本人から痛みについて発することのほうが多く、右側に物が触れたりすると激しく痛がっているのを後ろから見かけましたし
車で移動中にジャリ道を通る振動でも苦しそうに右側のお腹をおさえています。
お腹をやさしくなでるだけでも痛がります。月に数回、爆発的な痛みが発作のように数時間続くことも。

・片側だけの腹痛
・触れるだけでも痛い
・ときどき痛みの発作もおきる
・半年以上続いている

推察される病気はありませんでしょうか。
どうか宜しくお願いします。

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師