76歳男性。持病(気管支喘息・足が攣りやすい)があるが、趣味の山歩きを続けたい。留意点は何か。

person70代以上/男性 -

 毎週1回は、山歩きに出掛けています。唯一の趣味で、生きがいなんです。
 64歳の時に北アルプス白馬岳(標高2,932m)に登頂すると、高山病を初めて発症しました。それまで、3千m級の乗鞍岳や南アルプス北岳・仙丈ヶ岳等に登頂していたのに、どうしたのだろうかと不安になり、受診しました。小児喘息持ちだったのに、治療して来なかったため、かなり悪化しているとの診断を受けました。  それ以来毎日、シンビコートを吸引し、モンテルカストとセチリジン塩酸塩を飲んでいます。その後は、今も喘息は発症せず症状は安定しています。
 ところが、70歳の頃から、登山中の息切れが酷くなり、呼吸を整えるために、立ち休みをするようになりました。かかりつけ医に相談すると、「標高3千m級の山は、酸素濃度が6割程度しかないので、体に負担がかかるので、諦めなさい。2千mまでの山にしなさい」と助言されました。
 しかし、75歳頃から2千mの山でも、息切れが酷くなりました。それで、立ち休みをして、呼吸を整えてからゆっくりと歩いています。また、辛い時はスポーツ用携帯酸素を吸引しています。
 さらに、足が攣るようになりました。酷い時は、先に左足腿、我慢していると、次に右足腿と両足攣ってしまい、樹木に寄りかかって堪えています。すぐに芍薬甘草湯を飲むと、痛みが和らぐので、また歩き始めています。
 息切れも足が攣る時も、汗をたくさんかいて、夏場に発症していることが分かりました。水分補給不足も原因の一つだと思います。そこで、登山口だけでなく、山中にもトイレがある山や湿原を選んで歩き、十分に水分補給するようにしています。
質問させてください。
1 喘息持ちは、夏場が特に良くないと聞いたことがあります。昔であれば、涼しい避暑地で休養することをお勧めしましたよ、と聞いたことがあります。喘息と暑さは、因果関係があるのですか。

2 足が攣ることは、喘息により、血液や筋肉が軽い酸欠を起こしているのでしょうか。

3 夏場の日常のトレーニングは、どうすればいいですか。できるお勧めのトレーニングを教えてください。
 昨年は、足腰の筋肉を夏場に鍛えるために、市民プールで水泳した後、1時間ぐらいやや深めのプールで肩まで沈んで水の抵抗を大きくして大股でプールの底を蹴るようにして、早歩きのトレーニングをしました。すると、腿や脹脛の筋肉が少し付いたような気がしました。
 また、近くの4階建ての商業ビルの階段を1階から4階まで、1週間に2回程度ですが、買い物の前に毎回10往復しました。これも、良かったようで、秋山が楽になりました。
以上の3点について、ご回答を宜しくお願いします。

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