バリウム検査について
person30代/女性 -
放射線専門医師にお聞きしたいと思います。
バリウム検査には透視と撮影が含まれますが、一般的な健診クリニックでは、各回の放射線検査におけるDAP(線量面積積)やESD(皮膚入射線量)を記録しているのでしょうか?
また、透視はバリウムを飲み始めてから検査が終わるまでずっと照射されている状態なのでしょうか?それとも検査中に断続的に照射を行う形なのでしょうか?透視のボタンを押してオン・オフを繰り返している感じですか?
一般の健診施設で行われているのは「対策型撮影法(撮影枚数8枚)」でしょうか?それとも「任意型撮影法(撮影枚数12枚)」でしょうか?
こういったことをお聞きするのは、私が何も知らないまま、4年間で5回もこの検査を受けてしまったからです。
27歳入社時の健康診断とその年の定期健診の両方にこの検査が含まれていたため、入社直後に1回目を受け、その8か月後に会社の健診で再び受けました。
私は現在32歳ですが、まだ35歳にもなってないうちに複数回のバリウム検査を受けたことで、得られる利益よりもリスクの方が大きいと感じています。
会社の健診項目に含まれていたというだけで受けてしまったことを、今ではすごく後悔しています。
というのも、クリニック側から放射線量に関する情報提供やアドバイスは一切なく、また、この検査が法定項目ではないということも知らずに受けてしまったからです。多くの海外の文献を読みましたが、放射線による発がんの確率は低いものの、照射後には確かにDNAの二本鎖切断の増加が観察されています。もちろん必要な場合、効果はリスクを上回ることは確かですが、私は35歳にも満たない年齢でこれほど多くの放射線検査を浴び、放射線のリスクにさらされる必要はなかったと考えています。それに対して、自分が被害者だと感じています。
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