術後補助化学療法について

person40代/男性 -

現在術後補助科学治療中、シスプラチン+ロゼウスを4週に1度、1週間後にロゼウス単剤のみ×4クール。以降アテゾリズマブを1年間(12回)予定です。初回のシスプラチン+ロゼウス投与が8月14日に終了。8月21日にロゼウス単剤投与の予定でしたが、8月20日の採血結果が下記の通りだった為、パスとなりました。腹部エコーは異常なしでしたが、初回の副作用により肝機能高値(グレード3)との事によりウルソデオキシコール毎食後1錠内服開始。期間を要し正常値まで下がったため、2クール目の初回投与を本日9月12日に終了しました。そこで2つお教えいただきたいのですが、一つ目は下記の減薬された量についての根拠、二つ目は減薬された場合の抗がん剤の効力はどのようになるのでしょうか。下がるのでしょうか。主治医にコントロールしていただきながら治療出来る事に信頼して治療を受けております。予備知識としてご教示頂けたら幸いです。

◯8月14日 1クール目 初回
ロゼウス40mg 4ml 0.875瓶
シスプラチン50mg 100ml 2瓶
シスプラチン10mg 20日 2瓶
◯8月20日 採血結果
γ-GT:319 H
AST :154H           
ALT: 198 H
Cr: 1.11 H
◯8月21日 上記によりパス
◯9月12日 2クール目 初回
ロゼウス10mg 1mg 3瓶
シスプラチン50mg 100ml 1.8瓶

『病理組織検査結果』
(手術内容)
・右肺上葉切除・縦隔リンパ節郭清
(所見) 〈主病変〉
1.手術法:右肺上葉切除術
2.占拠部位:RU
3.大きさ:4.0×2.6×2.1cm
4.浸潤径:4.0cm
5.組織型:充実型(100%)(♯8-♯14)
6.組織学的グレード:G3
7.STASの有無:STAS-1(♯8)
8.肺内転移:pm0
9.胸膜浸潤:pl1/3(p T3(adh))(♯9.♯10)コメント参照
10.リンパ管侵襲:Ly0
11.血管浸潤:V1(EVG)(♯9.♯10)
12.神経周囲浸潤:Pn0
13.胸膜播種:dd(−)
14.断端評価:br(−)pa(−)pv(−)pp(−)
15.リンパ節転移:pN0
16.LN3(♯2)[0/1]、LN4(♯3)[0/3]、肺内リンパ節(♯6.♯7[0/7]
17.遺伝子用ブロック(含有率):13(20%)
(コメント)
・腫瘍細胞が充実性に増殖しています。
 免疫染色で腫瘍細胞はTTF-1[Dako]
(+)、p40(−)を示します。充実型腺
 癌と判断します。
・臓側胸膜外弾性板を越える浸潤を認めま
 す。臓側胸膜と壁側胸膜が癒着しており
 両者の区別が困難なため、pl1/3(p T3(adh))とします。胸膜面への腫瘍の露
 出は認めません。
・術中迅速診断( T2504020):報告内容
 に変更ありません(♯1)。病変の全体
 像及び免疫形質を踏まえて、充実型腺癌
 と判断します(♯1)。
『遺伝子検査結果』
(AmoyDx7)
全て陰性/検出限界以下 PD-L1 IHC 22C3
陽性(TPS≧50%)75%以上の腫瘍細胞に陽性と判定します。

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