生体肝移植後の転院について

person30代/男性 -

これまで幾度かご相談しました「生体肝移植」をした息子のご相談です。 2025年2月に生体肝移植を受けて、約7カ月経ちます。術後の合併症(胆汁漏)と感染症(逆行性胆管炎、緑膿菌による菌血症等)を乗り越えて、2025年7月に退院しました。9月に3本の内瘻ドレーン(胆管の前区域、b6、b7)を交換しました。その際、術後すぐのドレーンも抜管しました。現在は、内瘻ドレーンと、胆汁漏の処置として行われたPTCDのドレーン1本が、クランプした状態で背中にあります。今は実家におりますが、そろそろ自活を考え始めました。それに伴い、今の大学病院からの転院を検討しようとしています。主治医にはすでに相談し、了承されました。渋々転院を認めるという姿勢でなく、快く送り出してくれるという姿勢なので感謝しています。
ただ、いくつか候補となる大学病院があるので、どちらにしたらよいか迷っております。一つに絞ったとしても、まだドレーンを留置した状態なので、そこで必ず転院を許可されるとは限らない、とも聞いており、難しさを感じています。「転院の仕方の一般的な流れ」がよくわかりませんので、ご教示いただければありがたく存じます。
質問1 大学病院から転院する際、転院先の病院の様子を知りたいと思います。そのとき、「生体肝移植」を実施している病院かどうか、というのは、重要な観点になるでしょうか? 近くに「十年以上前までは肝移植をしていたが、今はしていない。ただ、移植者のフォローはできる」とHPに書かれてある総合病院があるのですが、息子は合併症で長期間苦しんだので、そこを候補として考えてもよいかどうか迷っています。
質問2 いくつか候補があるとき、「セカンドオピニオンを受けて、それぞれの病院の対応ぶりを見る」という方法があると、アドバイスを受けました。その場合、時間も経費もかかると思いますが、いかがでしょうか? セカンドオピニオンの主旨と異なる気もしています。
質問3 転院先を選ぶとき、「紹介状を持って初診外来へ行く方法もある」とも伺いました。「大学病院が、直接、医療連携室などに連絡を入れてくれる所もある」とも聞いています。今の病院から完全に離れたい、という意思をもっているわけではないので、よりスムーズな転院方法を望んでいます。どうぞよろしくご教示ください。 

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