乳がんHER2陽性リンパ節転移なし脈管侵襲ありの骨転移について
person50代/女性 -
2022年4月に右乳房の部分切除を受けました。術前に化学療法を行うか迷いましたが、針生検で腫瘍径が0.1cm以下と小さかったため、先に手術を行いました。
【術後の病理結果】
・浸潤径:1.0cm(≦2cm)
・リンパ節転移なし
・脈管侵襲(リンパ管)あり
・グレード2
・切除断端陰性
・ER陰性、PgR微陽性
・Ki-67:40%
・HER2:3+
【術後治療】
・タキサン系抗がん剤+ハーセプチン(週1回×12回)
・その後、放射線治療+ハーセプチン3週ごと×14回
・ホルモン療法はなし
現在は半年ごとの経過観察中で、次回の乳腺外科受診は来年3月予定(マンモグラフィ)です。
【今回の経緯】
今年7月に人間ドックを受けた際、腹部CTで「L5圧迫骨折・L4前方すべり症」と指摘されました。
本日整形外科を受診し、レントゲン検査も受けましたが、「CTのほうがより正確」と言われました。
昨年(2024年)のCTにも圧迫骨折の所見があり、3年前(2022年)にはその所見はなかったとのことです。
また、同時に骨密度検査も行いました。
・腰椎:0.8g/cm²
・大腿骨左右:0.6g/cm²
【ご相談したいこと】
これらの結果を受けて、不安になっています。
私は乳がんのHER2陽性・Ki67高値・脈管侵襲ありというハイリスク要素を持っていたため、今回の圧迫骨折が骨転移の可能性があるのではないかと心配しています。
このまま3月まで待つのが不安なため、乳腺外科に早めの予約を取る予定です。また、今年・昨年のCT画像と、今回のレントゲン画像をすべて取り寄せる予定です。
【質問】
1. このような骨の変化は、骨転移と考えるべきでしょうか?
2. 圧迫骨折が2年連続で見られている場合、画像での変化が乏しいと骨転移の可能性は低いと考えてもよいでしょうか?
3. 骨転移と骨粗しょう症の鑑別は、CTやレントゲン画像である程度可能ですか?それとも他の検査(MRIや骨シンチなど)が必要でしょうか?
以上、ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。





