前立腺全摘後11年でのPSAの上昇
person70代以上/男性 -
現在72歳の男性です。2014年2月にPSAが7.8になり生検したところ前立腺癌と診断され、6月に前立腺をダヴィンチで全摘出しました。それから3ヶ月ごとにPSA値をチェックしており、11年4ヶ月になりますが、最初の測定限界から徐々に上昇し、0.380まで上昇してきました(ここ最近のPSA倍加時間は48ヶ月、2021年9月は0.185でした)。また摘出後の検査でグリソンスコアは、3+3で浸潤もありませんでした。しかし、2022年3月に0.227となりPSA再発を疑われましたが、主治医の判断で経過観察となり、現在に至っています。前立腺の正常細胞が残っていて上昇しているのか?少量残っていた癌細胞が徐々に増えてきているのかを主治医に聞きましたが、どちらであるかわからないという回答でした。2025年2月に骨シンチと造影CT、3月にPSMA-PETを受けており、いずれも転移なしとの結果でしたが、少しずつPSAが上昇しているため、IMRTとホルモン治療の併用を考えた方が良いと言われました。完治は期待できるのでしょうか。完治をもちろん期待して決断することになりますが、同時にIMRTとホルモン治療の後遺症で尿漏れ(全摘後1日に1-2枚程度のパット交換をしています)がひどくなるなどを気にしています。現在も仕事で多忙な日々を送っていますので、日々の生活にどれくらいの影響が出るかなど、QOLの低下の可能性で悩んでいます。IMRTではなく、陽子線治療もしくはホルモン治療のみ、治療せずにしばらくは経過観察する判断もあり得るでしょうか。ご回答のほど、どうぞよろしくお願い致します。
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