頭蓋骨形成術をしない選択について
person70代以上/男性 -
77歳の父が9/1に、重度の脳出血にて開頭手術を受けました。
右の脳から出血があり、血腫をきれいに取り除いていただき命は助かりましたが
術後左半身が完全に動かなくなり、喋ることも出来ず食事は鼻から経管栄養にて摂っております。
手術後は色々管に繋がれてあまり意識がはっきりしない状態でした。
現在は普通病棟に移り、点滴もとれて鼻の経管チューブのみになっております。
先月に人工呼吸器の器官切開をしたくなく抜管をするべきかこちらにて相談させていただき無事に抜管することができました。
9/1~24までの状態は
1.喋れないが耳は聞こえている様子。調子が良い日は頷いたり首を振ったりして返事をしてくれる時がある
2・右手、右足は少し動く。右手はミトンをつけて、数日前までベッドに拘束されていた
3.脳幹に若干損傷があったのか睡眠時無呼吸症候群のように30秒息がとまって30秒息をするを繰り返していた
4・ベッドで寝たきり。外した頭蓋骨の方を下にして寝られないので、左耳に褥瘡ができ始める。もしかしたらオムツの中にもできているかしれない。
アズノールが処方されている
5.話しかけてもあまり反応がない。目をたまに開けて目が合う時がある
手術をしてくださった担当医が9/25にて退職されてしまいました。
その担当医は本人と私たち家族が延命に積極的でないのを抜管の際に相談していたので
頭蓋骨を戻す手術をせず、療養病院(看取りの病院)へ転院する
という選択肢もあると言ってくださっていましたが
引き継がれた新しい担当の先生は回復してきているので勿体ない(言葉が違うかもしれませんがニュアンス的にはそのような感じ)と仰っております。
確かに父の様子が担当医が退職された9/25から変わりまして
1.目がしっかり開いている時間が長い
2.右足と右手をよく動かしている
3.無呼吸の状態が短くなった
4.リハビリで車いすに移動する練習をしていた様子
5.飲み物を飲む練習をしていたのか紙パックのジュースが置いてあった
6.イヤホンでラジオを聴かせてあげたら、外したい時に右手で取ろうとして教えてくれる
と、この1週間で出来ることが増えてきました。4と5は母がお見舞いに行った時に
置いてあったそうで直接医師や看護師さんには聞けていないです。
正直なところ、父はあまり長くないと思っていました。
と言うこともありこれ以上痛い思いをしたりメスを入れるのは可哀想かと。
が、父が良くなってきているので
思っていたより長く生きられるかもしれない
転院してしまうともう頭蓋骨形成術を受けられないので
早めに決断しなければなりません。
メリットとしては
〇褥瘡予防。骨のない右側を常に上にしなければならない
〇脳機能の改善。それ程期待していない
〇脳の保護。恐らく寝たきりになると思いますがヘッドギアをつけなくて済む
デメリットは
〇手術で全身麻酔をするのでまた気管切開になるリスクがある。前担当医からは7割の確率で抜管できると言って貰えた
〇術後の感染のリスク
〇脳が陥没し機能が低下するかもしれない
この他にメリット・デメリットがありましたら教えていただけると嬉しいです。
新旧の担当医でも意見が割れていますし、家族も最近の父の回復を見て
迷っております。
父は手術したくないと意思は示してくれましたがメリット・デメリットまでは理解できていないです。
この場合手術はするべきでしょうか?
ご意見聞かせて頂きたいです
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