癌の顔付き、予後について
person40代/男性 -
現在術後補助科学治療中、シスプラチン+ロゼウス投与。1週間後にロゼウス単剤のみ投与を×4クール。(現在3クール目に入る)以降アテゾリズマブを1年間(12回)予定です。以下についてお教え下さい。
組織型:充実型(100%)(♯8-♯14)
6.組織学的グレード:G3
7.STASの有無:STAS-1(♯8)
9.胸膜浸潤:pl1/3(p T3(adh))
11.血管浸潤:V1(EVG)(♯9.♯10)
上記の内容からすると顔付きは悪く、悪性度はかなり高いとの理解でよろしいでしょうか。また、PETCTのsuvmaxが9.2という数値はどの様に理解すればよろしいのでしょうか。かなりの高値なのでしょうか。再発率や転移の確率なども含め予後について解説いただけたら幸いです。
◎病理組織検査結果
(手術内容)
・右肺上葉切除・縦隔リンパ節郭清
(所見) 〈主病変〉
1.手術法:右肺上葉切除術
2.占拠部位:RU
3.大きさ:4.0×2.6×2.1cm
4.浸潤径:4.0cm
5.組織型:充実型(100%)(♯8-♯14)
6.組織学的グレード:G3
7.STASの有無:STAS-1(♯8)
8.肺内転移:pm0
9.胸膜浸潤:pl1/3(p T3(adh))(♯9.♯10)コメント参照
10.リンパ管侵襲:Ly0
11.血管浸潤:V1(EVG)(♯9.♯10)
12.神経周囲浸潤:Pn0
13.胸膜播種:dd(−)
14.断端評価:br(−)pa(−)pv(−)pp(−)
15.リンパ節転移:pN0
16.LN3(♯2)[0/1]、LN4(♯3)[0/3]、肺内リンパ節(♯6.♯7[0/7]
17.遺伝子用ブロック(含有率):13(20%)
(コメント)
・腫瘍細胞が充実性に増殖しています。
免疫染色で腫瘍細胞はTTF-1[Dako]
(+)、p40(−)を示します。充実型腺
癌と判断します。
・臓側胸膜外弾性板を越える浸潤を認めま
す。臓側胸膜と壁側胸膜が癒着しており
両者の区別が困難なため、pl1/3(p T3(adh))とします。胸膜面への腫瘍の露
出は認めません。
・術中迅速診断( T2504020):報告内容
に変更ありません(♯1)。病変の全体
像及び免疫形質を踏まえて、充実型腺癌
と判断します(♯1)。
『遺伝子検査結果』
(AmoyDx7)
全て陰性/検出限界以下 PD-L1 IHC 22C3
陽性(TPS≧50%)75%以上の腫瘍細胞に陽性と判定します。
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