せん妄又は意識障害の改善方法について(間質性肺炎を罹患中)

person70代以上/男性 -

83歳男性です。
間質性肺炎を患っており4/12に入院しました。入院時及び入院後の状況は次のとおりです。

4/12に以前より間質性肺炎を患っていたが、呼吸が苦しいとの理由からかかりつけの病院を受診 CTで肺の白い部分も増加している所見もあり、慢性呼吸不全憎悪との診断で入院しました。その後、下記の治療を続け6/中旬に退院しました。
<入院中の治療>
・プレドニン30mgを15mgに変更 CTの結果 線維化が収まっている部分もあれば、新たに線維化している部分もあった。
・ピルフェニドンを開始(オフェブは令和6年12月に使用したが令和7年1月初旬に貧血症状が出て輸血。薬の影響の可能性もあるため1月に使用中止)せん妄のような症状もあり。
・ピルフェニドンの顕著な副作用がないため、ピルフェニドンを2倍として処方
退院時は、せん妄の症状か、時々、何かがないなどの思い込み等の症状はありました。

退院後はサービス付き高齢者向け住宅に入居しましたが、その後、7月後半にコロナに罹患し8/13に退院し高齢者住宅に再入居しました。この入院を機に、一層せん妄と思われる症状が強く発生し、そのあたりから、動くことも嫌がる状態となりました。その間、認知症の検査を行いましたが、脳のCTでは認知症の所見はなく、さらに長谷川式とMMSEでは、認知症と思われる点数ではなく、せん妄及び軽度の認知症と診断されました。

退院後、食事は白米のみ(もともとナトリウムが少なかったため病院から処方された塩をかけてはいます)しか食べなかったせいか、血液検査の結果ナトリウムが不足しており、さらに肺のCTで肺炎とすりガラス状の間質性肺炎の所見が新たにあったため、これらの治療のため10/2に再入院となりました。再入院前には、高齢者住宅で、裸で部屋から出てしまったり、自分が既に亡くなっている、火葬場で焼かれているなどの発言が増えていました。

この症状は認知症によるものでしょうか?
調べたところ、ナトリウムが不足することや、二酸化炭素の排出ができないことによって意識障害が生ずるという内容の記載もありました。

現在、入院中ですが、ナトリウムと抗生剤を点滴しています。
入院後、点滴し4日目ですが、現在でも妄想が酷い状態です。

今後、このような妄想は改善されていくのか、若しくは何かこのような症状が起きている原因は考えられますでしょうか?

改善方法や治療方法などがありましたら、教えていただけますと幸いです。

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