ある悪性リンパ腫の深刻度、治療の緊急性について
person40代/女性 -
7月末くらいから鎖骨上あたりのリンパに違和感があり、PET CTや色々な検査を重ねてきました。
最終的に外科的生検の結果で、
悪性リンパ腫と診断されました。
生検結果は下記になり、
PETの結果は添付しますが、
深刻度、治療の緊急性はどのような感じでしょうか?
現在までは耳鼻咽喉科にてみてもらい、
これらが判明したので、
今後血液内科で詳しいことをみてもらいますが、血液内科の予約が少し先のため、
こちらで質問させていただきました。
何卒よろしくお願いいたします。
病理組織診断
<診断日> 2025/10/01
1.【臓器】
Lymph node
【採取法】
biopsy
【診断名】
Classic Hodgkin lymphoma, nodular sclerosis
所見
頚部リンパ節が採取されています。
組織学的に検体では、線維性組織で境界された大型分葉状結節が形成されています。明瞭なリンパ濾胞構造はみられ ません。結節を拡大すると、小~中型リンパ球様細胞の集簇巣を背景として、大型の異型細胞が孤在性に分布してい ます。大型異型細胞は大型単核ないし二~三核であり、ときに明瞭な核小体と、淡明~淡好酸性の胞体を有していま す。瘢痕化や肉芽腫形成ははっきりしません。
免疫染色を施行すると、大型異型細胞はCD20(+, partial weak), PAX-5(+, weak), CD30 (+), CD15(-), Bob-1(-), 0 ct-2(-), CD3(-), CD5(±), CD10(-), bc1-6(-), MUM-1(+), PD-L1(+), EBER-1 (-)を示しました。Ki-67 labeling i ndexは約40%です。
HE像および免疫染色結果からは、Classic Hodgkin lymphoma, nodular sclerosisと判断します。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。





