薬剤性肝障害とアルコール性肝障害について

person70代以上/男性 -

整形外科医にて痛風の薬と脂肪を減らす薬を処方されて、3か月後の8月下旬に痛みもなくなり、中性脂肪も取れて快調
でした。身長170センチ、体重61.5キロ、BMIは21台となりました。
ところが血液検査の結果が肝機能数値が著しく悪化してしまいました。

結果は下記のとおり。 ( )内は初診時で薬の服用前です。
GTPは659(203)、AST86(25)、ALT86(23)、ALP165(127)
なお、GTPについては毎年の健康診断でも200ぐらいで、アルコール性肝障害をかかりつけ医(内科医)から指摘
されていました。AST 、ALTは基準内で40以下でした。 今回、初めて基準オーパーでした。
アルコールについては一週間に土日だけ350mlを1缶だけとしていました。なので、血液検査のGTPは久しぶりに
100以下になるのを楽しみにしていたのに残念でした。

整形外科の院長も市民病院 消化器内科の部長先生(日本内科学会、日本肝臓学会等10か所の専門医・指導医)を
紹介いただきました。
血液検査2回、胸部~骨盤64列のCT検査、腹部超音波検査を実施していただきました。
まず、服用していた薬2種類については、痛風の薬と中性脂肪を抑える薬は薬物性肝障害の可能性があるためかどうかわかりませんが、中止の指示がありました。

CT検査と超音波検査の結果は特に問題なしとのことでした。少し脂肪肝だが、心配いらない範囲とのこと。
検査結果を元に一覧表を添付します。
自分では薬物性肝障害とアルコール性肝障害と思っておりましたが、結果は

1.原発性胆汁性胆管炎PBCの可能性ありとのこと。抗ミトコンドリアM2が陽性で88で、いまはウルソという薬を処方するの   
 で1日3回600mgを服用してくださいとのこと。 悪化すると最終的には肝移植となる。でもここまで行く人はめったに
 いないとのことでした。
2.自己免疫性肝炎AIH というものが併存している可能性があるとのこと。
 これは抗核抗体(ANA)という数字が上がる。 40正常が→320とのこと。
 悪くなった場合はステロイドという薬が必要になる。 まだ、そこまでではないとのことでした。

 両方とも軽度とのこと。両方の素因が体内に潜んでいるかもしれないということです。
 先生方の評価をお教えいただきたいです。

 もうひとつ知りたいのは
 他の要因を排除したうえで、判断する・・・ということが、記載してありました。
 つまり、アルコール性肝障害と薬物性肝障害はあるはずなのに、排除するとはどういうことでしょうか?
 わからなくなりました。
 ぜひ、ご指導をお願いします。
  

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