爪の変形変色と皮膚症状
person60代/女性 -
同じ案件で、今年8月に一度こちらでお世話になりました。
その後の経過に関しての相談です。
過去の経緯(250821相談内容)
2025年7月上旬〜:手のひらと足の裏が異常に乾燥しカサカサして皮膚科を受診。
診断:汗疱、異汗性湿疹、紅斑、鱗屑 水虫は陰性。
処方された薬:
・ヘパリンローション0.3%
・ジフルプレドナートクリーム0.5%(旧 マイザークリーム0.05%)
・ビオチン散0.2%
治療を継続中8月初め頃〜:足の爪が茶色く変色し、もろくなってきた。口唇ヘルペスや口内炎(ともに市販薬で完治)など、皮膚全般が弱っている感じ。
再診(250820):爪白癬は陰性。
上記に追加処方薬:足の爪用
・ウレパールローション10%
既存疾患:(2025年3月の検査結果)
気管支喘息(オルベスコ吸引一日一回の維持療養 症状特になし)
甲状腺機能低下症(症状はなく無治療経過観察中。TSH, FT4,FT3とも基準値範囲内)
軽度の脂質異常症、腎疾患
今回の相談
治療中にもかかわらず、症状は少しずつ悪化傾向。
・髪の毛の抜け毛多い
・唇のヒリヒリ感(250926にコレクチム軟膏処方でほぼ回復 乾燥傾向あり)
・お尻の割れ目・肛門周りのヒリヒリ感(白ワセリン使用で改善傾向)
・掌と足の裏症状悪化
・手足の爪も悪化
・ジベルばら色粃糠疹様の湿疹が体幹部前面や内ももに数カ所
221105に別の皮膚科で一度診断されたが、今回の皮膚科では否定された。
・250926-爪用にベタメゾンローションを追加処方
このため、皮膚科クリニックから大学病院に紹介を依頼。
251004 大学病院皮膚科
診断:足の水虫。検査:手足の水虫検査のみ
処方薬:ウレパールローション10%、ルリコンクリーム、マイザークリーム
処方指示:皮膚科クリニックの処方薬は一旦中止
再診予定:11月後半
手足以外の症状を含め、乾癬等他の病気との鑑別診断等については説明なし
お聞きしたいこと
1) 水虫かどうかの確実性
皮膚科クリニックでは数回検査したにもかかわらず水虫は陰性。
大学病院でも、「足には水虫がいるらしい、手はいないようだ」という曖昧な表現。
KOH法で診断されたようですが、水虫鑑別はそんなに難しいですか。
2) 乾癬等他の疾患との鑑別診断の必要性
足の水虫だけで、現在のような全身症状の説明がつきますか。
3) 全身的な疾患の可能性(アレルギーや自己免疫疾患)
可能性があるとすれば、どんな疾患が考えられますか。
4)甲状腺機能低下症の予備軍です。
診断:2007年 初期の一時期のみ服薬
以後、年に一度、血液検査で経過観察。無治療。
今回の全身的な皮膚症状に関係ありますか。
5)猫アレルギー(猫を飼育中)
診断:2014年 無治療
今回の全身的な皮膚症状に関係ありますか。
6)今後の治療の受け方
水虫であるかどうかの確実性、別の疾患がある可能性を考慮し、今、別途、別の診療科にかかることについてどう考えますか。
どうぞよろしくお願いします。
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