新生児低血糖による後頭葉損傷の予後について

person乳幼児/男性 -

現在3ヶ月の赤ちゃんの発達に関する質問です。
・2477g、38週6日で出産
・胎動が少なく、緊急帝王切開
・出生後の血糖検査で低血糖があり、1mgという極低値を確認したため、グルコースによる点滴開始
・低血糖の症状はその後軽快。1日後には哺乳力も出てき、けいれん等の症状は無かった

生後3日目のMRI(拡散強調)で、左後頭葉優位で、右にも少しの左右非対称の炎症が確認され、低血糖脳症と診断されました。
7日目のMRIでは炎症は治まって見えるとのことでしたが、壊れてしまった脳細胞は戻らないとの説明はされました。

現在生後3ヶ月半で、追視やこちら側の笑いかけに対し笑い返す、首座り良好、寝返りをするなど、発達は良好です。

担当医の先生からの説明では、
・新生児の脳損傷のため、可塑性により皮質盲にはまずならないと思われる。
・てんかんのリスクが20%程度ある
・現在順調でも、今後発達がゆっくりになる可能性がある。0歳後半から3歳にかけてぎこちなさや遅れが出る可能性があるが、無ければ可塑性によりほぼ100%他の神経細胞が補ってくれると見ていい
と説明されました。

今後の発達についてとても心配しているのですが、
・MRIの所見があった後頭葉は視覚野だと認識していたのですが、言語野や運動野にも発達の影響があるのでしょうか。どの程度影響があるのでしょうか。
・予後が心配なのですが、学校は普通級に通えるのでしょうか。
完全な予測は難しいのは分かっているのですが、傾向だけでもご教示いただきたく、よろしくお願いします。

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