前立腺がん再発時のPSMA-PET検査とオリゴ転移
person60代/男性 -
2021年7月に前立腺がんの全摘手術を受け、その後ホルモン療法と救済放射線治療を経てしばらくPSAはゼロ(測定限界値以下)に落ち着いていましたが、1年ほど前からPSAが徐々に上がり始め直近(今月)の測定値は0.69でした。近い内にPSMA-PET検査を受け、オリゴ転移が見つかれば放射線照射を受けたいと思っています。主治医もPSMA-PET検査を受けることは推奨しており、いつでも紹介状を書くとの申し出がありましたが、とりあえず3ヶ月後のPSAの数値を見てみましょうということになっています。
オリゴ転移への放射線照射により寛解や根治が期待できるとは考えていませんが、ホルモン療法の再開を後ろ倒しにでき、結果としてCRPCへの移行を遅らせることができるものと思っています。
以下の質問について、お答えいただきたくお願いします。
1. PSMA-PET検査を受けるのに適したPSAの値はどのくらいですか?(保険が適用されず検査費用が高額なため、PSAが低い時に検査を受けて転移箇所が特定できなかったという事態を回避したい)
2. オリゴ転移への放射線照射によってPSAはどのくらいの期間どのくらいの値まで下がることが期待できますか?
3. 下がったPSAが再上昇し、再度PSMA-PET検査受けてオリゴ転移へ放射線照射をするというプロセスは、どのくらい繰り返しが可能でしょうか?
4. 上記3のプロセスの繰り返しができなくなる判断基準は何でしょうか?
5. その後はホルモン療法の再開というのが唯一の選択肢でしょうか?
臨床例は少ないと認識していますが、ご見解をいただければ幸いです。
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