数年前の脳動脈瘤(疑い)とワクチンについて

person50代/女性 -

数年前MRIで指摘された脳動脈瘤疑いについてお伺いします。
まず時系列で状況を記します。

2022年
1.6ミリ
右内けい動脈ー後交通動脈分岐部
血管の拡張か、動脈瘤か、小さすぎてわからないという診断。
経過観察の必要もない、放置でいいとの見立て。放置には一抹の不安を感じたが先生を信じてそのまま放置。

2024年、ふと思い出して不安になり再検査を申し出る(同じ医師)が、やはり検査不要、放置という見立て。
この時は理由を尋ねました。3点挙げてくださいました。
 ・1.6ミリが育つ確率は稀である
 ・私にリスク因子が少ない(家族歴、喫煙、肥満、高血圧いずれもなし、飲酒はたまに)
 ・MRIは高電磁波なので検査にも何らかのリスクがないとは言えない(そのリスクを負ってまで検査する必要性がない)
 →医師があまりにもきっぱりと放置一択と仰るので、結局また放置となりました。

質問は以下になります。よろしくお願いいたします。

⚫︎最近また脳動脈瘤疑いについて知識を得る機会がありましたが、「念のため経過観察(頻度はさまざま)」というケースばかりで私のように「完全に放置」しているものは見当たらず不安に思いました。「放置」してもいい脳動脈瘤疑いなどあるのでしょうか?あるとすればどういったケースですか?

⚫︎担当医師は、検査不要の理由の一つにMRIの高電磁波リスクを挙げておられました。確かにリスクがゼロとは言えませんが、それは脳動脈瘤の現状把握と引き換えにするほど高いリスクなのでしょうか?(私には、破裂し得る大きさに育っているか否かを知らないことの方が余程リスクに思えました)

⚫︎2025年現在、コロナワクチンを初めて接種することを検討しています。コロナワクチンの接種後、くも膜下出血を生じた事案が一定数あることを知りました。その因果関係が証明されたものはごくわずかで殆どのケースは因果関係不明(前後関係があるのみ)での認定となっており、これをもって、ワクチンとくも膜下出血は無関係という考え方が基本となっているようです。
医学的(統計的?)にはそのような結論になるのもやむを得ませんが、素人考えでは、因果関係不明ケースの中にも実は因果関係があったものが混ざっていると想像してしまいます。ネット情報ですが医師の中にも「直接の因果関係はなくとも、ワクチンがくも膜下発症のきっかけになった可能性がないとは言いきれない。そもそも因果関係を証明する方法などないのだから」と私見を述べる方もいらっしゃいました。私にとっては直接だろうが間接だろうが、キッカケだろうが、ワクチン接種が脳動脈瘤破裂につながったら困るのです。わからないなら慎重に行動したいのです。
そんなことから、2022年の1.6ミリが今どうなっているかを、ワクチン接種前に確認したいと思いましたが、この考え方は理に適っていますでしょうか?

⚫︎今仮に再検査をして、破裂し得るサイズに育っていたらワクチン接種を見合わせた方が無難と思われますか?

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