帝王切開での筋肉の扱い方について
person30代/女性 -
妊娠26週の妻がおります。前置胎盤です。
これまで産科の医師と相談してきて、胎盤の移動が無さそうなので予定帝王切開になりそうですが、ここに来て医師からの説明に不信感を抱かざるを得ない出来事がありました。
時系列での記述で長くなりますがよろしくお願いいたします。
医師は「下腹部は美容面を考慮して横向きに切ります」この点しか語ろうとせず、「あとは我々のチームにご一任ください」と話すばかりです。
妻も私も、本当に知りたいのはその先の内容で、「子宮にアクセスする過程で皮膚の下にある組織がどうなるのか?」ということです。
夫婦で可能な範囲で情報を集めて、下のようなことが分かりました。
・筋膜を横向きに切開する
・腹直筋の癒合組織を正中切開して左右に分ける
・腹膜を切開する
・子宮を切開して赤ちゃんを取り出す
医療者でなくとも分かる内容を説明しようとしない医師に不信感が芽生え、日を改めて診察の席で思い切ってその点を医師にぶつけてみました。
すると医師はこのように言いました。
「大方それで合っていますよ。よく調べました。一点、腹直筋のところを補足しておきます。白線上で切って左右に広げても術野の邪魔になる場合は筋肉を切り離します」
この時点で初めて「2本の腹直筋が完全に切られる可能性」が示唆されました。
私は咄嗟に「外科手術で腹直筋を切断するのは乳房再建ぐらいしかないだろう」と思い、妻も大きなショックを受けたのか、それ以降は黙ってしまいました。
それでも、外傷などで筋断裂が起きた際には縫い合わせることがあると思ったので(実兄が筋肉縫合した)、さらに以下2点を質問しました。
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1. お腹を閉じる前に腹直筋を修復するのか否か。(修復するならその方法も)
2. 切断された腹直筋の機能はどの程度まで戻るのか。
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すると、医師はこう言いました。
「それを聞いて何かメリットあるんですか。筋肉がどうこうなんて、開けてみなければ分からない。あんまり詳しい事を知ってしまうと心配でしょうがなくなって、赤ちゃん出せなくなりますよ」
このような対応は妻にとって良くないのではないかと感じ、転医を検討中です。
医師は「とにかく我々に任せて」としか言わないので引き続き自分たちで情報を集め、開腹手術で腹直筋を完全に切る手技として Maylard incision という方法があると分かりました。
おそらく医師が話していたのもこのことだと思います。
しかし筋肉を切断することは理解できても、「切られた筋肉がその後どうなるのか」については海外の情報を当たってもなお不明瞭で、限界を感じています。
上の中程に記した1番・2番の疑問に加え、妻の抱える大きな不安としては下の4点です。
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3. 切られた腹直筋の切り口は変質しないのか。(壊死や腐敗など)
4. 腹直筋を切ったあと、身体に力が入らなくなるのか。
5. 国内で、Maylard 手技はいまだ主流なのか。筋を切らない方法は無いのか。
6. 皮膚の整容面よりも筋肉への負担軽減を重視するならば、古典的な縦切開を選ぶべきか。
つきましては、文中に記しました1~6番の疑問に関しまして、先生方のご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
長文乱筆にて失礼いたしました。
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