PTSDです。危険を感じた時、別人のようになるので、解離性同一性障害の併発を疑っています。

person40代/女性 -

私は性別不適合、摂食障害、PTSDを患っています。
PTSDは患って1年ほどで、一旦緩和しましたが、夏ごろまた悪化しました。

過去の苦痛に抵触するストレスを浴びた時、神経過敏になり過剰な自己防衛思考になってしまいます。
その時は普段の自分にない思考を持っています。
PTSDでは起こりうることだと知りましたが、解離性同一性障害と似て異なると思っていました。
あくまで私の意識はずっとあり、自己防衛の人格がふっと降りてくるような感覚です。
その時私は傍観しているだけで、思考を持つことができません。
そして、別人格はタイミングですっと消えます。

その変化ぶりは、多面性というより独立した人格のようです。
私は身近な人で、解離性同一性障害の人を3人見てきました。
私は似たところがあるけど、彼らほどではないと思ってました。
私の症状はPTSDのうちなのか、解離も併発しているのかとても気になっています。

以下のような特徴があります。
・別人格は物事に対しての思想や感じ方までも違う。
・性別はないらしいけど、男性的。
・それぞれお互い、問いにどういう答えをするか想像できない。(会話は筆談でしかできない)
・主人格から分岐したようなかんじなので、好みや価値観など根本的には大きく変わらない。
・今、どちらの人格がメインに出ているかわかる。
 眠っている方の人格も一部始終を見ているので、記憶の欠如はない。

解離性同一性障害と異なると思う点は、記憶の欠如がないくらいです。
普通では説明がつかないようなエピソードもあります。

ある日、パートナー(男)と行為中、性的なトラウマに触れたため別人格が降りてきました。
別人格は一喝入れようと思ったけど、彼を驚かせてしまうと思って抑えました。
そして別人格にとっても、パートナーは愛しい存在でした。
今までにない興奮を覚えて行為を続けたのですが、その振る舞いは男性そのものでした。
「自分はゲイじゃないのに、彼はかわいいんだよな…不思議だな。」と別人格は困惑していました。
パートナーはもっと困惑していました。驚きというかショックのような反応でした。

別人格は、女性を愛でるような気持ちでパートナーを見ていました。
主人格の私は眠っていたけど、意識(感情)は流れてくるので、
「(性的な意味で)女性を愛するのはこういう感覚なんだ」と知ることができました。

私は当初、別人格は暴走したら厄介な存在だと思っていましたが、危機を乗り越えながら互いに和解しました。
私は別人格に謝罪や感謝の言葉などを伝えると、別人格は驚き、とても喜んでいました。
そして私も別人格からの意外な言葉に、感涙するほどでした。
別人格が自分の中の妄想なら、言葉に意表を突かれるようなことは起きないと思いました。

最近は状況が落ち着いたのもあり、和解をしてから別人格は出てきてませんが、
統合したのではなく、眠っているだけだというのもわかります。
私たちは互いに必要とし、助け合って生きていると自覚しています。

やはりこれは、解離性同一性障害の初期状態でしょうか?
生活に支障が出るほど進行してしまったら困るという気持ちと、
せっかくこんなに理解し合えたのだから、もっと別人格と触れ合いたいという気持ちが交錯しています。

解離だと決めつけるのも早いかもしれないし、自分の中で持っていてももやもやするだけなので、何か助言をいただきたいと思いました。

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