生後6ヶ月、鼠径ヘルニアによる卵巣捻転の予後について
person乳幼児/女性 -
生後6ヶ月の女の子、生後5ヶ月直前で鼠径部の腫脹と陰部の発赤、左下腹部の圧痛、左下肢をずっと曲げている等の症状があり、医療機関を受診して左の鼠径ヘルニアで左の卵巣が脱出していると診断を受けました。
先天性疾患が多数あり全身麻酔が可能かの判断ができないこと、エコーでは血流が保たれていそうで、緊急手術はせずに自然に治る可能性もあるため入院して経過観察となりました。
数日経過を見ても改善がないことや、検査の結果、全身麻酔が可能と判断され、症状が出現して5日程経過してから手術を受けました。
手術の結果、卵巣は180〜270度捻転し、うっ血して血流障害を起こしていたそうです。捻転が起きたタイミングは正確には分からないが、症状が出現したタイミングで捻転もしたい可能性が高いと言われましだ。
壊死まではしていなかったため、捻転を解除してお腹の中に戻して経過観察となりました。
手術から1ヶ月経過して、卵巣のエコーを受けましたが、左も右も卵巣が見えない、赤ちゃんだと小さ過ぎて見えないこともあると言われました。
1.機能障害を起こしていると卵巣はエコーで確認できないのでしょうか。
2.血流障害を受けた卵巣を戻した場合、どのような経過となるのでしょうか。
3.どの程度の月齢、年齢になれば卵巣がエコーで確認でき、機能評価できるのでしょうか。
4.両側の卵巣が機能していない場合、今後どのような治療をするのでしょうか。
右腎欠損があるため、右の卵巣は欠損や奇形の可能性があり、娘の将来について不安で仕方がありません。
先天性疾患について
(心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存、大動脈縮窄、右腎欠損、左水腎症、膀胱尿管逆流、神経因性膀胱疑い、終糸脂肪腫)
治療は尿管膀胱逆流に対してバクタの予防投与のみで、その他は経過観察中です。
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