高齢者の腹膜播種と治療
person70代以上/女性 -
94歳の母の病状と治療に関する質問です。3年ほど前から昨年前半にかけて胆管と十二指腸を、今年の初夏以降は膵管を狭窄させ、それぞれ、胆管炎、通過障害、膵炎の原因になった腫瘍(おそらく胆管乳頭部癌)が、最近、腹膜播種を起こして腹水が溜まってきたことがCT画像からわかりました。
これまでは内視鏡によるドレナージ(金属ステント)やバイパス手術で対処していたのですが、腹水があるため、今後はそれらの処置による合併症の危険性が高まったこと。高齢であるため、腫瘍や転移巣そのものに対する治療が困難であること。を告げられました。
少し前に起きた何度目かの膵炎がおさまり、点滴も外れ、食事が良好に摂れている現状からにわかにはイメージできないのですが、今後は、問題が起きた場合には緩和ケアを受けながら、残された時間をできるだけ穏やかに、大事に過ごすべきである、という風に認識するべきでしょうか?
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