腸を強くする方法 下痢
person50代/男性 -
1 これまでの経過
私は20年以上にわたり過敏性腸症候群(IBS)の症状があります。
現在、朝にイリボー1錠、毎食後にミヤBM2錠を服用していますが、効果はあまり感じられません。そのため、主に生活環境の調整により症状を管理しています。
具体的には、
朝の通勤渋滞時に症状が出やすいため、渋滞を避けて通勤すること
胆汁分泌を抑える目的で、朝食の炭水化物を控えることなどを実践しています。
また、どうしても生活環境で調整できず不安な時はコロネルも併用して服用しています。
2今回の主な相談内容
今回の相談は、IBSそのものではなく、「特に理由なく発症する下痢」についてです(感染性のものを除く)。急に腹部が鳴り始め、その後、水様性の下痢が数回起こります。その後は症状が落ち着きますが、約24時間は便が軟らかい状態が続きます。腹痛は伴いません。
3 現在の食生活
朝食:プロテイン20gとイヌリン5g
昼食:外食または弁当(白米、温泉卵、キャベツサラダ)
夕食:特に制限なし
食事内容の記録を続けたところ、次の食品はある程度下痢と関連性のあることが疑われます。
辛味の強い食品
油を多く吸った揚げ物
にんにく
たまねぎサラダ
これらの食品は極力避けていますが、それでも週1回程度は突然下痢が発症します。
4 現在考えている対策
(1)腸の機能を強化すること
現在はミヤBMのみを服用していますが、より多様な菌種を含む整腸剤の併用を検討しています。おすすめの整腸剤や服用のしかた教えてください。腸内フローラ検査の実施も考えています。
(2)心因性要因の可能性
IBSを有していることから、ストレスに対して敏感な傾向があると自覚しています。
自覚できないストレスにより腸が過剰に反応している可能性もあり、心療内科の受診も検討しています。
(3)下痢発症時の対処
感染性の下痢ではないため、できるだけ早く症状を止めたいと考えています。
現在は半夏瀉心湯を常備しており、症状が出た際に服用しています。
徐々に改善は感じられますが、即効性のある薬の使用も希望しています。
ロペミンなどの下痢止め薬を試したことはありませんが、使用の有効性について知りたいと考えています。
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