喉頭癌後の経過観察の方法(ファイバースコープ検査時の体勢)

person70代以上/男性 -

私の父は8年半前に喉頭癌と診断され、大学病院で腫瘍摘出手術を受けた後、放射線治療を受けて癌が消失しましたが、再発リスクがあるということで、大学病院から別の地域の中核病院の耳鼻咽喉科を紹介され、半年に一度の経過観察を続けています。
経過観察は毎回私が付き添っており、ファイバースコープによる検査を受けているのですが、その検査方法に疑問があります。というのも、大学病院では、ファイバースコープ検査を行う際には、おへそを見るように前かがみになって、首を振って「イー」と発声してくださいと言われて検査していました。この体勢を取ることで、喉の奥(下咽頭)までよく観察できるということだったのです。
ところが、経過観察のために通院している病院では、特段このような体勢を求められることがないまま、検査が終了するのです。
インターネットで調べてみると、大学病院の検査時の体勢はModified Killian法(MK法)という方法のようで、下咽頭についてはMK法(体勢)でないと十分に観察できないとの記載を発見しました。しかし、経過観察している病院では、今までこのような方法でファイバースコープをしたことはありません。
父は1年半年前から喉に違和感を覚えるようになり、喉頭がんが見つかった時と同じような違和感とのことで、再発しているのではと不安になっており、先月の経過観察で医師にもその旨伝えたのですが、咽喉頭に異常なしと言われています。また、半年前からは左声帯に麻痺があると言われ、CTを撮りましたが、CT上でも異常がないので、声帯麻痺は再発と関係ないとの診断でした。麻痺は半年以上継続しています。
経過観察している病院では大学病院の時のような体勢(MK法)で検査したことは一度もないので、MK法でないと見えない部位に再発しているのではないかという心配がぬぐえません。咽の違和感はどんどん強まっているようです。
私も父も医師には遠慮してしまって、MK法で検査して欲しい、大学病院と検査方法が違うと言い出せていませんが、MK法で下咽頭まで検査して欲しいと伝えてもいいのでしょうか。MK法は有名な検査方法なのでしょうか?父が喉頭癌後のフォローアップのために通っている病院がMK法を知らず、下咽頭を観察しないということは、通常の経過観察であり得るのでしょうか?

耳鼻咽喉科分野 に限定して相談しました

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